【2016/17V・チャレンジマッチ】当事者じゃなくても。
もうすぐファイナルがはじまる。
女子は今日からだ。シーズンが終わってゆく。さみしい。
男子が始まる前に、V・チャレンジマッチのことを。
昨シーズン、初めて入れ替え戦というものを見に行きました。
『当事者のような、そうでないような、自分なんかが行っていいのかと直前まで迷いました。』
と、昨年書いたことばがあって。
今年も同じような想いはあったものの、行くことを早々と決めてしまっていました。
理由はとても単純で、
バレーボールを好きになったきっかけの選手を、ただただ見たいと思ったからでした。
越川選手がVリーグ最後のコートに立つ。
ああ、まだぜんぜん見れてないのに。まだ見ていたいのに。
なんで自分はこんな短い期間だけしか見られなかったんだろう。
発表当初はさみしくてぐるぐるしていたけれど、
彼からもらったものはなんだろうと思い出したとき、それは「バレーボールって面白いな」というシンプルでわくわくする、生まれたてのあたたかいエネルギーだったんだってこと。
それが、プレーを見たりインタビューを読んだりして積み重なって、楽しいな!もっと見てみたいし、知りたいな!という気持ちがどんどん更新されていった。
越川優選手は、愛されている。
— shindy_jdi (@shindy_jdi) 2017年2月8日
対戦相手にも、今期でインドアを離れることを惜しまれている姿を多く見かけた。
まだチャレンジマッチ、黒鷲旗がある。彼の挑戦は続いている。プレーを見れば、さびしくなる以上に、きっとこれから先も挑戦を続ける場所で愛されていくんだろうと嬉しくなれるはず。 pic.twitter.com/0S0H9MlHCN
プレミア残留という、大切なお仕事を全うしたこと、本当におめでとうございます。
自分のプレーだけでなく、周りへの声がけも意識していたような。特に深津キャプテンを励まし続けていた姿が印象的でした。
越川優「次のリーダーに、経験もさせてあげたい、そして自分が支える立場になろうと」 | バレーボールマガジン
JTサンダーズ公式の2014年のインタビューを読み返してみたり。(あとで消えてしまうかもしれない)
越川 優選手のインタビュー | JTサンダーズ | JTウェブサイト
改めて読み返すと、
見せたくない
↓
どんどん聞いて、見つけてくれ
↓
支える立場になろう
という心の動きに驚く。
V・チャレンジマッチ2日目。3セット目にリードを奪われながらも、この日はストレートでJTサンダーズが勝利。2戦2勝でプレミアリーグ残留を決めた瞬間、静かにぎゅっと円陣を組む。その背中は、安堵しているように見えた。特にルブリッチ選手は体重を仲間に預けるように腕を回していた。 pic.twitter.com/AbWb8XFGYb
— shindy_jdi (@shindy_jdi) 2017年3月14日
円陣が解かれたあと、越川優選手とルブリッチ選手がお互いを労うようにハグ。
— shindy_jdi (@shindy_jdi) 2017年3月14日
苦しい展開の中でこそ頼られ、奮闘し続けてくれた2人。笑顔を見ることができて嬉しかった。 pic.twitter.com/Lk6USVhLD8
V・チャレンジマッチ、越川優選手が常に射抜くような強い視線でコートを見つめる姿がずっと目に焼き付いている。
— shindy_jdi (@shindy_jdi) 2017年3月16日
越川選手の好きな言葉・座右の銘である「前進」。あの一瞬も、貪欲に前進しようとしていたのかもしれない。 pic.twitter.com/1GI0WJofOw
イタリアでプレーをしていたときに「Avanti(前、前進)」という言葉をよく使っていたらしいです。今までどれだけ前進してきたのだろう、KOSHIKAWA7という背中が語るもの。
過去は見ることはできない(雑誌のインタビューで少し知るのみです)。でも、今をほんの少しでも見られたことを宝物にする。
なによりも、バレーボールを好きになるきっかけをくれて、本当に本当にありがとう。
1日先のことはわからないから、次は黒鷲旗で!とは明言できないのが切ないけども。
思ったことは、また追加していきたいです。
デンソーを好きになってしまったことや、大分三好のベンチ裏は楽しいぞ!ってこととか。
たくさんたくさん思うことがあって、今週はずっとぐったりしていました。
V・チャレンジマッチ1日目。ひときわ心を奪われたのは、デンソーエアリービーズ鍋谷友理枝選手。途中交代ながら運動量豊富にチームを勢い付け、5セット目のデュースを制し勝負を決めた。ここぞでの1点を決め、応援席へ向かってガッツポーズ&叫ぶ姿がとてもかっこよくて。ずっと目が離せなかった。 pic.twitter.com/epPNAYkbAd
— shindy_jdi (@shindy_jdi) 2017年3月12日
V・チャレンジマッチ2日目。デンソーエアリービーズが勝利しプレミアリーグ昇格の権利を得た。喜び合う選手たちの輪の外で、セッターの田原愛里選手とミドルのクリスティアネ選手が静かに健闘をたたえ合う。2人は試合中に何度も厳しく話し合い修正していたのを見たせいか、このシーンが胸に響いた。 pic.twitter.com/qknXAjWJ2z
— shindy_jdi (@shindy_jdi) 2017年3月15日
V・チャレンジマッチ1日目。大分三好ヴァイセアドラーのルーキー、米田亘希選手と高山伸悟選手。お互い点を決めた時に、相手の方が先に腕を振り上げ叫んで喜びコートをぐるんぐるんと走り回るムードメーカーズ。そのせいで、どちらが決めたのかたまにわからなくなったりする笑。 pic.twitter.com/H5cD3HJxf0
— shindy_jdi (@shindy_jdi) 2017年3月12日
V・チャレンジマッチ、JTサンダーズのベンチ風景あれこれ。
— shindy_jdi (@shindy_jdi) 2017年3月16日
安井勇誠選手はそっと越川選手の背中に手を置く、井上俊輔選手は吉岡選手と越川選手の間にがっつり入ってギュッとする。
励まし方は選手それぞれ。 pic.twitter.com/3LfEWH5UkP
積み重ねて、勝ってゆくことに感動している傍らで。こんなことも思っている。
25点、3セット。勝つために必要なものがあるのだけれど。
— shindy_jdi (@shindy_jdi) 2017年3月12日
たかが1点、されどあの喜びがはじける一瞬、あの一瞬を見たとき「優勝!!!」って心の中で叫んで幸せになる気持ちもあるよ。 pic.twitter.com/opMLRNirbB
「自分のうつ」との記録(3)
タイトルの通り、
人によってはあまり気持ちのいい内容ではありません。
なのでワンクッション!
自分は色んな方の体験記を読んでヒントをもらっています。それらが全てなのではなくて、自分なりに少しずつ欠片をもらいながら、考えることをしています。ヒントはたくさん落ちていればいるほどいいかなと思ったので、こうやって書いて残しておこうと思いました。
続きを読む【2016/17V・プレミアリーグ<ファイナル6大田大会>】対岸の景色も想いも忘れないでおく。
たくさん寝て日常に戻ったら少しだけ騒ぐ気持ちが落ち着いて体も軽くなったので、心に残ったことを書いていきます。
ファイナル6のすべての試合が終了し、ベスト3が出揃いました。
大一番の豊田合成戦にストレートで勝ち、1位抜けをして3/18・19日のファイナルで待つ東レアローズ。
2位の豊田合成、3位のジェイテクトSTINGSがファイナル3へ。
本当に、最後の最後までわからない大田大会になった。
豊田合成は「いつも通り」ができなかった印象でした。東レはサーブこそ走らなかったけれど、豊田合成のレシーブが安定しなかったところを鋭く突いていた。そのぶんの余裕で2セット以降は接戦を許さず勝利。
この日は、ビハインドも接戦も心折れずにじわりじわりと勝ちにいく豊田合成ではなかった。ストレートで彼らが負けると会場がざわついている気がします。それぐらい、彼らには「強者」のイメージがある。
大阪大会から気持ち良く勝てていないけれど、ファイナル3で「いつも通り」勝っていく彼らの姿が浮かぶ。
そして、3レグこそ負けが続いてしまったけれどファイナル6で粘り強い「見ている人たちを熱くする」バレーで勝ち進んだジェイテクトSTINGS。古田選手の負傷もあったけれど、バトンタッチした清野選手が思い切り打ち込んだように、みんなで精一杯勝ちに行く姿が浮かぶ。
ファイナル6大田大会。東レアローズとの大一番、豊田合成トレフェルサ高松卓矢選手がサービスエースを決めて吼える。今シーズンの特に3レグは高松選手のサーブからのブレイクが脅威で、彼にサーブがまわってくると何かが起こるんじゃないかって常に思わせてくれる。 pic.twitter.com/lXYK4oDNst
— shindy_jdi (@shindy_jdi) 2017年3月6日
ファイナル6大田大会。ファイナルへの切符を掴んだ25ポイント目を決めたのは、東レアローズのコートキャプテンを務めるニコラ選手。その瞬間、途中交代で久しぶりにコートに立ち声を張り上げ続けたキャプテンの渡辺俊介選手が勢いよく背中に飛びつく。共に喜びを分かち合うWキャプテン。 pic.twitter.com/frcccg9nm4
— shindy_jdi (@shindy_jdi) 2017年3月6日
ファイナル6大田大会。途中交代でコートに立ったパナソニックパンサーズ関田誠大選手。内定選手のころから、緊張が走る展開の時にこそ起用されているように思う。点を決めた選手にスポットライトが当たるその瞬間、やっぱりセッターは面白いと言わんばかりの表情でコートを走る姿が印象的だった。 pic.twitter.com/m5dqc4XvLj
— shindy_jdi (@shindy_jdi) 2017年3月7日
ファイナル6大田大会。ファイナル行きの切符を得て、リラックスしてごろごろしてるヨネさん笑。なんだかすごく充実して楽しそうで。バレーボールNEXtでの記事を思い出す。
— shindy_jdi (@shindy_jdi) 2017年3月8日
もちろんこれからが本番で、どんな未来になるかはわからないけれど。ヨネさん、バレーボール楽しくなってますかー? pic.twitter.com/rmS8uokZj0
ファイナル6大田大会。ジェイテクトSTINGS、浅野博亮選手と興梠亮選手。ボールを繋ぐ喜び、仲間が繋ぐボールを決めきることができる喜びをめいっぱいにコートで表現していた。この一瞬が当たり前じゃないからこそ、大切な一瞬。 pic.twitter.com/HMeV19Ww1N
— shindy_jdi (@shindy_jdi) March 4, 2017
ファイナル6大田大会。ジェイテクトSTINGSが初のファイナル3行きを決め、浅野博亮選手がたまらず目元をぬぐう。プロフィールにある彼の今シーズンの目標が仲間と自分の力で叶ってゆく。「少しずつ大きくなっている」チームでさらに高みへ。https://t.co/82lGdbcPgW pic.twitter.com/zchYVwacT6
— shindy_jdi (@shindy_jdi) March 5, 2017
ファイナル6大田大会。ひときわ輝き会場中を沸かせた、ジェイテクトSTINGS浅野博亮選手。点を決めるたび、そして仲間のファインプレーがあるたびに、叫び、笑顔で走り回る。 pic.twitter.com/xHxyUVSirE
— shindy_jdi (@shindy_jdi) 2017年3月9日
どんな形であれ、真逆の体験をしたことがあって。
嬉しくて仕方なかった日も、悔しくてどうしようもなかった日も。どちらもあったから。
だから、どっちがすごいとか良いとかダメとか一時的な熱で焼かれないように。
こころとからだに静かに水を含ませておく。転ぶならば、優しい土がいい。
誰かが喜ぶとき、誰かが悔しい思いをする。勝ち負けによって生まれる対岸が必ずあって、その場所は嬉しいだけでは充たされなくて。
— shindy_jdi (@shindy_jdi) March 5, 2017
泣きたくなるほどの喜びの熱も、その対岸に取り残されたように立ちすくむ切なさや悔しさの熱も。どちらもゆっくり静かに、土壌にしたいのだ。
【2016/17V・プレミアリーグ<ファイナル6大阪大会>】またいつか旅に出る
昨年の9月ぶりに大阪へ。
そういえば昨年は大阪へたくさん行った。5月にサッカーを見に吹田へ、6月はWLを見に行ったのでした。
高橋健太郎選手のオポジット先発で勝ってみたかったなあとか、フィンランドのバレーが面白かったなあとか。セッターの方のサーブが曲がりすぎて、エンドから見ていて面白かった。
思い返せば、そんな6月のおわりごろに心の体調を崩して。
ずっと静かに積み重なっていたものがあふれる引き金が重なってしまったのだよなあ。
そこから旅に出ることはかなわなくなり、毎日生きていたくないなあ、誰にも会いたくないなあとうすぐらい気持ちで暮らしていて。でもずっとスピッツの「僕はきっと旅に出る」を聴いてエネルギーを少しずつ貯めていた。
そして9月から少しずつ旅に出る。はじまりは大阪。
生きている間は生きよう、と思えたきっかけになって。そのかわり、特別なことは何もない、比べる幸福も不幸もない、ただ生きているだけにしようということを忘れそうになったら思い出していこうと。
そんなふうにして旅を重ねて、
たぶんバレーの2016/17シーズンで最後の旅になった大阪。
そこで色々見たこと感じたこと。
ファイナル6大阪大会。サントリーサンバーズ柳田将洋選手のガッツポーズと雄叫び。
— shindy_jdi (@shindy_jdi) 2017年2月26日
ファイナルシリーズをみんなで戦い抜くための、大切なひとつのピースが戻ってきた。まだ自身の足は万全ではなかったかもしれないけれど、渾身のバックアタックはチームを上向かせるエネルギーとなった。 pic.twitter.com/aIHgc94Txx
ファイナル6大阪大会2日目。ジェイテクトSTINGS、浅野博亮選手のガッツポーズをいったい何度見ただろう。大きな怪我のためレギュラーシーズンの完全復帰は難しかったが、仲間が引っ張ってきてくれたファイナルステージの舞台で、攻撃に守備にエネルギッシュに動き回った。おかえりなさい! pic.twitter.com/3jCXDiWgDy
— shindy_jdi (@shindy_jdi) 2017年2月26日
ファイナル6大阪大会。ジェイテクトSTINGS浅野博亮選手の躍動。守備、攻撃、どのシーンも力強く粘り強く、なによりバレーボールができる喜びが全身から溢れているように見えて胸が熱くなった。4枚目はサービスエースを決めてこの日ベンチアウトだった高橋慎治選手や古田選手へのガッツポーズ。 pic.twitter.com/TTj4njVbZP
— shindy_jdi (@shindy_jdi) 2017年2月27日
ファイナル6は試される場所だなと感じる。
— shindy_jdi (@shindy_jdi) 2017年2月26日
レギュラーシーズンの疲労、怪我を言い訳にできないし、戦術も研究され尽くしている。その中でどう戦うか。
コート上の一瞬一瞬の駆け引き、ベンチワーク、新戦力の奮起。これまで蓄えてきた力と進化していく力とが混ざり合い、ぶつかり合う熱量がすごい。 pic.twitter.com/6XRP99EFUV
不思議だ。今、大阪にいる。
— shindy_jdi (@shindy_jdi) 2017年2月25日
バレーボールの試合を見に行って、隣に座る初めましての方とわーわー言いながら観戦した。楽しかった。
そして、一度諦めかけたけど店を出た初めましてのご夫婦に背中を押され肩身を寄せ合う立ち飲み屋で呑んでいる。美味い。
幸せとか良いとかじゃなくてさ。
◆美味しかったお店たち
立喰酒場 金獅子
https://tabelog.com/osaka/A2701/A270301/27067834/
ジムビームバー
https://tabelog.com/osaka/A2701/A270301/27083889/
ヴィア ビア オオサカ
https://tabelog.com/osaka/A2701/A270301/27084065/
今度は友人たちを連れて天王寺のお店をはしごしたいなあ。
【2016/17V・プレミアリーグ<ファイナル6小牧大会>】ただ、行ってみるだけのこと。
体と心が動くうちに、行ってみたいところへ、ただひたすら行こうとしてみる。
そこで見ることができたもの、心が動いたものは奇跡に近いと思っているから、必死に残そうとしています。
ファイナル6@小牧大会へ行ってきました。
バレーボールで愛知県に行くのは初めて。
ブンブンサテライツのツアー以来。
この時に行った「コンパル」も違う店舗の方へ行ってきました。でも頼んだものは同じ笑。海老カツサンド、コーチン卵サンド、そしてアイスコーヒー。変わらず美味しかった。
会場で見たこと、感じたことなど。
この会場では、勝利チームとヒーローを予想して投票する企画があって、サントリーサンバーズの藤中選手に投票しました。本当にヒーローになっていてとても嬉しかった。
10月から始まったレギュラーシーズンを経て、ついにファイナル6がはじまった。
— shindy_jdi (@shindy_jdi) 2017年2月21日
サントリーサンバーズ初戦のヒーローは、ルーキー藤中謙也選手。
拾ってほしい1点を何度も拾い、止めてほしい1点を何度も止め、決めて欲しい1点を何度も決めてくれた彼が、笑顔の輪の中心に。 pic.twitter.com/P662mPIent
ファイナル6、豊田合成vs堺はどのセットもお互い譲らぬ熱い試合だった。34-32までもつれた1セット目の勝負がついた瞬間はまるで優勝が決まったかのような。
— shindy_jdi (@shindy_jdi) 2017年2月22日
印象的なシーンはたくさんあったけれど、特に合成の椿山選手がピンチサーバーとしてビハインドをひっくり返す流れがたまらなかった。 pic.twitter.com/EYgVT4YAQg
ファイナル6、ビハインドの中で二枚替えで点差を詰め起用に応えたパナソニックパンサーズのルーキー、今村貴彦選手と関田誠大選手。
— shindy_jdi (@shindy_jdi) 2017年2月22日
昨シーズン、内定選手ながらファイナルの舞台に立った二人。あの時は先輩たちに連れていってもらった場所だったかもしれない。今度はそこへ、共に目指していく。 pic.twitter.com/443Iq6vMPy
得点が決まって吼える高松卓矢選手。そしてすぐに監督のもとに行ってスパイクフォームの確認。即座にアンディ教室が始まる。
— shindy_jdi (@shindy_jdi) 2017年2月23日
豊田合成の強さは、試合中も含めて秒単位で修正しようとするベンチと選手との努力が証明している。 pic.twitter.com/Qid8vL1XB1
まだまだあるのに、言葉が出てこなくて。
気がついたらまた週末になっていて、もう少し待ってくれーって思います。笑
また足していきます。
なんでこんなに行ってしまっているのか、自分でも落ち着けって思ったりすることもあります。
のんびり長く見ていこうっていう気持ちの余裕がなくて。
失うかもしれない怖さとか焦りとか、あるのかもしれない。
だから、たとえもう夢中で大好きになっていたとしても、特別にしないようにと言い聞かせる。
ただ、行ってみるだけのことなんだよって。
【海外バレー】セリエA観戦記:5戦目を終えての感想まとめ
セリエA観戦も5試合目になりました。
時差があるので大体が午前2時スタートで、ねむいけどすごく楽しいです。
感じたことは、
・サーブがすごい
・リベロ以外の選手が常に助走して攻撃参加
・守備もサボらない。OPも拾いにいく
・質のいいレシーブやトスにならなくても、なんとかして取りにいくスパイクを打つ
・積極的にミドルを使う。ミドルを使わないと閉塞感が出る
平気で2点3点連続でサービスエースとか取ってるので、やっぱりサーブ!ではあるんですが、ミドルがとても重要なんじゃないかなと思ったPadova戦でした。
以下、試合結果や感想まとめ。
1試合目(現地時間1/15 18:00)
Latina3-0Monza
石川選手:最後のセットのピンサで登場
※Monzaに元JTサンダーズのヴィソット選手が移籍。さっそく出場していました。
2セット先取してからの、3セット目のラティーナのセットポイントのタイミングで。
— shindy_jdi (@shindy_jdi) 2017年1月15日
気が抜けない試合の中でチャンスを得られてよかった。
きっとこのシーンはニュースでも見られそうだけど、リアルタイムで見たかったんだー。
2試合目(現地時間1/22 18:00)
Molfetta3-2Latina
石川選手:スタメン、フル出場(リベロ)
3試合目(現地時間2/5 18:00)
Latina2-3Piacenza
石川選手:スタメン、3セット目まで(WS)
そんな気迫のこもったスパイクが決まると感動する。
— shindy_jdi (@shindy_jdi) 2017年2月6日
Vリーグだと、ジェイテクトのカジースキ選手や高橋和人選手がそういうスパイクで決めるのをよく見かける。
この前の奈良大会ではサントリーの藤中選手にそのプレーが見られてワクワクした。
4試合目(現地時間2/8 20:30)
Sora1-3Latina
石川選手:1セット目のピンチサーバーと4セット目(WS)
セリエA、ソーラ対ラティーナを観戦。ビデオチェック(チャレンジ)が多かった印象。回数無制限なのかな?また、ソーラゴール裏(?)が熱い。
— shindy_jdi (@shindy_jdi) 2017年2月8日
他の海外リーグをまだ知らないけれど、MBの得点が多いのとバックアタックでの得点が多いように思う。常に助走しているのを見るとワクワクする。
2セット取った後の登場ではあったけれど、キレのあるスパイク、サービスエース、決勝点となったブロック と短い時間で活躍できたのではと思います。
5試合目(現地時間2/12 18:00)
Padova0-3Latina
石川選手:3セット目途中から(WS)
この試合はミドルが生命線だなあと特に感じた。
— shindy_jdi (@shindy_jdi) 2017年2月12日
あと、オポジットのフェイ選手が大きな体を折り曲げたり投げ出したりしてなんとかボールを上げるシーンが印象的。豊田合成のイゴール選手もやっているけど、オポも含めて守備をさぼらないことで、じわじわと点を重ねていけるんだなと。
【2016/17V・プレミアリーグ<レギュラーラウンド振り返り>】何度でも思い出せるといいな。大事にしたいことは初心が知っている。
初めてのバレーボール観戦から、もうすぐ2年になる。
2015年4月5日。東京体育館。
バレーボールで初めて撮った写真。
そして、初めてリーグを見に行って楽しかったこと。
大好きな選手に想うこと。
越川優選手は、愛されている。
— shindy_jdi (@shindy_jdi) 2017年2月8日
対戦相手にも、今期でインドアを離れることを惜しまれている姿を多く見かけた。
まだチャレンジマッチ、黒鷲旗がある。彼の挑戦は続いている。プレーを見れば、さびしくなる以上に、きっとこれから先も挑戦を続ける場所で愛されていくんだろうと嬉しくなれるはず。 pic.twitter.com/0S0H9MlHCN
高松選手は悔しいを隠さない。
— shindy_jdi (@shindy_jdi) 2017年2月5日
そして、その瞬間から前を向く。
今持てるだけの全「たかまつり」をその場で出し尽くす。
一度見たら目が離せなくなるかもしれない、数回見たらクセになってしまうかもしれない。
このヒーローのかっこよさに、気付いてしまうかもしれない。 pic.twitter.com/2TKx4z0BrW
サッカーだと見たことがあったけど、バレーボールでユニフォームを脱ぐのを見たのは初めて👀
— shindy_jdi (@shindy_jdi) 2017年2月5日
フルセットでの決勝点となるサービスエースが決まった瞬間、極まってユニフォームを脱ぐ豊田合成の高松(たかまつり)選手。
3レグの勢いがすごい。もう、高松選手のサーブで何かが起こる気しかしなくて。 pic.twitter.com/JqW3WDU5d1
ジェイテクトSTINGS、浅野博亮選手。怪我から復帰し、ユニフォーム姿を見ることができたこと、そして跳ぶ姿を見ることができて嬉しい。
— shindy_jdi (@shindy_jdi) 2017年2月6日
トレードマークの笑顔も、コート上だとさらにイキイキとしているように見える。プレーできる喜びが伝わってくるようだった。 pic.twitter.com/fObB4oC3SV
一度見れるだけでも幸せなんだよなあという気持ちを思い出す。
チケット戦争に疲れて(笑)、あれ自分はなぜにこんなやきもきしているのだろうと思う。
心や体が疲れてしまっては、気持ちよく受け取れない、好きなことだってなんだって。
一度いい経験をしてしまうと、それと同じかそれ以上じゃないとあれ?って思ってしまったり焦ってしまったりする。
じゃなくて。
その経験はとてもラッキーなことで、一生で一度でもあってよかった!ってのが自分自身の想いなのに。なんで忘れそうになってしまうのかなあ。
自分と言う個の利益にしがみつきそうになる瞬間、いい判断ができたことはなかった。
だから何度でも思い出していきたい、初心が大事なことを知っているから。
その、初々しい想いを思い出した瞬間、ぶわっと涙が溢れてくる。
出会えただけで、なんて幸運だったんだろうって思う。
そしてまたこつこつ、愛し始められる。
1週間のんびりして、ファイナル6を見に行ってきます。