【2016/17V・チャレンジマッチ】当事者じゃなくても。
もうすぐファイナルがはじまる。
女子は今日からだ。シーズンが終わってゆく。さみしい。
男子が始まる前に、V・チャレンジマッチのことを。
昨シーズン、初めて入れ替え戦というものを見に行きました。
『当事者のような、そうでないような、自分なんかが行っていいのかと直前まで迷いました。』
と、昨年書いたことばがあって。
今年も同じような想いはあったものの、行くことを早々と決めてしまっていました。
理由はとても単純で、
バレーボールを好きになったきっかけの選手を、ただただ見たいと思ったからでした。
越川選手がVリーグ最後のコートに立つ。
ああ、まだぜんぜん見れてないのに。まだ見ていたいのに。
なんで自分はこんな短い期間だけしか見られなかったんだろう。
発表当初はさみしくてぐるぐるしていたけれど、
彼からもらったものはなんだろうと思い出したとき、それは「バレーボールって面白いな」というシンプルでわくわくする、生まれたてのあたたかいエネルギーだったんだってこと。
それが、プレーを見たりインタビューを読んだりして積み重なって、楽しいな!もっと見てみたいし、知りたいな!という気持ちがどんどん更新されていった。
越川優選手は、愛されている。
— shindy_jdi (@shindy_jdi) 2017年2月8日
対戦相手にも、今期でインドアを離れることを惜しまれている姿を多く見かけた。
まだチャレンジマッチ、黒鷲旗がある。彼の挑戦は続いている。プレーを見れば、さびしくなる以上に、きっとこれから先も挑戦を続ける場所で愛されていくんだろうと嬉しくなれるはず。 pic.twitter.com/0S0H9MlHCN
プレミア残留という、大切なお仕事を全うしたこと、本当におめでとうございます。
自分のプレーだけでなく、周りへの声がけも意識していたような。特に深津キャプテンを励まし続けていた姿が印象的でした。
越川優「次のリーダーに、経験もさせてあげたい、そして自分が支える立場になろうと」 | バレーボールマガジン
JTサンダーズ公式の2014年のインタビューを読み返してみたり。(あとで消えてしまうかもしれない)
越川 優選手のインタビュー | JTサンダーズ | JTウェブサイト
改めて読み返すと、
見せたくない
↓
どんどん聞いて、見つけてくれ
↓
支える立場になろう
という心の動きに驚く。
V・チャレンジマッチ2日目。3セット目にリードを奪われながらも、この日はストレートでJTサンダーズが勝利。2戦2勝でプレミアリーグ残留を決めた瞬間、静かにぎゅっと円陣を組む。その背中は、安堵しているように見えた。特にルブリッチ選手は体重を仲間に預けるように腕を回していた。 pic.twitter.com/AbWb8XFGYb
— shindy_jdi (@shindy_jdi) 2017年3月14日
円陣が解かれたあと、越川優選手とルブリッチ選手がお互いを労うようにハグ。
— shindy_jdi (@shindy_jdi) 2017年3月14日
苦しい展開の中でこそ頼られ、奮闘し続けてくれた2人。笑顔を見ることができて嬉しかった。 pic.twitter.com/Lk6USVhLD8
V・チャレンジマッチ、越川優選手が常に射抜くような強い視線でコートを見つめる姿がずっと目に焼き付いている。
— shindy_jdi (@shindy_jdi) 2017年3月16日
越川選手の好きな言葉・座右の銘である「前進」。あの一瞬も、貪欲に前進しようとしていたのかもしれない。 pic.twitter.com/1GI0WJofOw
イタリアでプレーをしていたときに「Avanti(前、前進)」という言葉をよく使っていたらしいです。今までどれだけ前進してきたのだろう、KOSHIKAWA7という背中が語るもの。
過去は見ることはできない(雑誌のインタビューで少し知るのみです)。でも、今をほんの少しでも見られたことを宝物にする。
なによりも、バレーボールを好きになるきっかけをくれて、本当に本当にありがとう。
1日先のことはわからないから、次は黒鷲旗で!とは明言できないのが切ないけども。
思ったことは、また追加していきたいです。
デンソーを好きになってしまったことや、大分三好のベンチ裏は楽しいぞ!ってこととか。
たくさんたくさん思うことがあって、今週はずっとぐったりしていました。
V・チャレンジマッチ1日目。ひときわ心を奪われたのは、デンソーエアリービーズ鍋谷友理枝選手。途中交代ながら運動量豊富にチームを勢い付け、5セット目のデュースを制し勝負を決めた。ここぞでの1点を決め、応援席へ向かってガッツポーズ&叫ぶ姿がとてもかっこよくて。ずっと目が離せなかった。 pic.twitter.com/epPNAYkbAd
— shindy_jdi (@shindy_jdi) 2017年3月12日
V・チャレンジマッチ2日目。デンソーエアリービーズが勝利しプレミアリーグ昇格の権利を得た。喜び合う選手たちの輪の外で、セッターの田原愛里選手とミドルのクリスティアネ選手が静かに健闘をたたえ合う。2人は試合中に何度も厳しく話し合い修正していたのを見たせいか、このシーンが胸に響いた。 pic.twitter.com/qknXAjWJ2z
— shindy_jdi (@shindy_jdi) 2017年3月15日
V・チャレンジマッチ1日目。大分三好ヴァイセアドラーのルーキー、米田亘希選手と高山伸悟選手。お互い点を決めた時に、相手の方が先に腕を振り上げ叫んで喜びコートをぐるんぐるんと走り回るムードメーカーズ。そのせいで、どちらが決めたのかたまにわからなくなったりする笑。 pic.twitter.com/H5cD3HJxf0
— shindy_jdi (@shindy_jdi) 2017年3月12日
V・チャレンジマッチ、JTサンダーズのベンチ風景あれこれ。
— shindy_jdi (@shindy_jdi) 2017年3月16日
安井勇誠選手はそっと越川選手の背中に手を置く、井上俊輔選手は吉岡選手と越川選手の間にがっつり入ってギュッとする。
励まし方は選手それぞれ。 pic.twitter.com/3LfEWH5UkP
積み重ねて、勝ってゆくことに感動している傍らで。こんなことも思っている。
25点、3セット。勝つために必要なものがあるのだけれど。
— shindy_jdi (@shindy_jdi) 2017年3月12日
たかが1点、されどあの喜びがはじける一瞬、あの一瞬を見たとき「優勝!!!」って心の中で叫んで幸せになる気持ちもあるよ。 pic.twitter.com/opMLRNirbB