【2014 Jユースカップ】 vsY.S.C.C. U18@アルウィン
3年目のアルウィン。つまり、1年生だった彼らが最終学年となった。
トップだって別れはある、けれどユースは「3年」というくくりが明確にあるから、リーグ戦が終わりそうなころからじわじわと寂しくなってきていた。いつの間にか、トップと同じくらい彼らも大好きになっていたのだった。
U-18は県リーグなのでもちろんアルウィンで試合はできない。できるのは、このJユースカップのみでした。(だからマツメモは嬉しかった・・・)
↓1年目の記事。みんなふっとばされて、走り負けていたけど死に物狂いで追いつこうとしてた。挑戦の始まり。
↓2年目の記事。一矢報いるどころか前年よりやられてしまった、本当に悔しかった試合。でも彼らは泣かなかった、下を向かなかった。最後の1秒まで1点への執念がすごかったのを覚えている。
↓おまけ。成瀬が迷わず反さん削ってたのが印象に残りすぎてるw
U-18の 原が安永のPK止めて、歓声がワッとあがるアルウィン。最高だった。松本平タウン情報さんに掲載された原のインタビューもリンクつけています。
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試合当日。入場する方にチャント集とフリーペーパーを配布したり、応援フラッグにメッセージを書いてもらったりする中で、選手の友人、彼女さん、親御さん、おじいちゃまおばあちゃま、色んな方とお話する機会がありました。
「足が悪くてなかなか出歩けないのだけど、孫が見に来てと言ってくれて嬉しくて初めて(アルウィンへ)来たの」
「あいつ点決めるって言ってたんで、めっちゃ名前呼んで応援しますよ!」
彼らをとりまく温かい環境を知り、そして誰もがわくわくとこの日を待っていたのだと思うとそれだけで泣けてきてしまいました。
もちろん、普通に観戦にいらした方もたくさんいましたし、初年度から応援にきてくれている方や、TEAM VAMOSのみなさま(一部の方は運営にまわってくださっていました。感謝。)、昨年たまたま情報を知ってゴール裏で土砂降りの中一緒に応援してくれたおじいちゃま2人組も(笑)! こうやって継続して応援していく人が少しずつ増えていくのは嬉しいなと思いました。
開門から30分ほど経つと、多めに刷ってきたはずのフリーペーパー120部はなくなり、その30分後には250部あったチャント集も配布終了となりました。ご家族の方に「宝にする」と言ってもらえて本当に嬉しい思いでした。作ってよかった。本当によかった。
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UMさんの尽力があり、なんと雷鳥ビッグフラッグを掲げることに!また太鼓が2つ、大旗が4本と、そしてダンマクも!トップさながらの応援風景になりました。入場数は711人!!!一番多かった時の倍以上の動員に驚きました。
毎年感動するのは、オーロラビジョンに選手名が表示され、トップの試合と同じように選手紹介があること!山雅社員の方がやってくださっていて、ほんとうにありがたい。
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またゆっくりと書こうと思うので、とりあえず写真だけ。
「雷鳥は頂を目指す」ビッグフラッグが動き出す!
選手のご家族にも協力していただき、笑顔で掲出。この不慣れな感じがいい!笑
本日のスタメン&サブ。
応援席が気になってる?笑
押し込まれる展開が続くが、守護神原のスーパーセーブ連続に湧く。全体を落ち着かせ、押し上げろとゲキを飛ばす。
たけしゴーール!アルウィンでの記念すべき1点目!山寺と抱擁!
ザブのFKまじ惜しかったね!
リーグ戦と変わらず、最終ラインからみんなに声をかける貫太の背中は頼もしい。
山寺は相変わらず落ち着いていた。危ないボールはしっかりかきだし場を落ち着かせ、正確なパスでチャンスを作る。かけあがる貫太に向かって正確なロングパスを出してた時はしびれた。
後半から、古市・いぶきIN。いぶきが中盤からプレスをかけ、古市が後ろからカバー。古市はケガあけでキック力が少し弱めではあったけどさすがの判断力と冷静さでした。精神的にも、古市がいてくれると安心する。
いぶきの攻め上がりと、ボールを奪われないように泥臭く動く姿に胸が熱くなる。
せいや1点目!
控え選手の元へ。
後ろの福田やまるの笑顔も嬉しい。
足の違和感に悩まされながらも、相手を抜きさる池上らしいプレーに泣きそうになった。早くケガが治りますように。
↑こっから、↓こんな感じで。華麗すぎる(目がハート)。
左腕にギブスをつけながらも、その重みを計算して体重のかけかたのバランスを取りながら仕掛けるせいや。
三村の登場はいつでもわくわくする。次は決めるぜ!
途中交代のせいやが4得点と、ものすごいものを見てしまった。。。京都戦でも途中交代だったのですが、最後までゲームに入り切れなくて悔しそうでした。なのでこの日の活躍は特に嬉しかった!
監督、スタッフもみんな一緒にアルプス一万尺。
最後にゴール裏へ挨拶にきてくれた岸野監督。「すいません、あいつら緊張しちゃって」。だいじょーぶ!それも全部含めて経験なんですから。誰よりも選手に愛情を注いでくれているのが表情で伝わります。この記事を思い出しました。
情熱は足りているか?4 岸野靖之U-18監督コラム | 松本平タウン情報WEB
ユースへの応援って、どうやったらいいのだろう?繊細な年頃でもあるし、迷惑だったらどうしようかなといつも心に置きます。選手たち、親御さんたち、監督やスタッフのみなさまの気持ちを(わからないこともたくさんありますが)考えながら、可能なかぎり確認を取りながら、これからもあたたかい応援ができたらいいなあと思います。決して一方通行ではないものを。一番は施設とか作ってあげられるお金とかなんだと思うけど、それはムリなので山雅応援バナナ(売上金の一部は、松本山雅FCユースアカデミーの育成活動資金になります!w)食べますね!笑
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ベンチにかけてあった「19」のユニフォーム。気になっていた方もいたんじゃないでしょうか。あれは、試合直前に虫垂炎になり戦線離脱を余儀なくされた百瀬選手のユニフォーム。本人はずっとずっと山雅のアカデミーでサッカーを続け、このアルウィンでプレーをすることを夢見て頑張ってきました。どんなに悔しかっただろうか。でも、百瀬は「みんなが勝ってくれると言ってくれた。決勝トーナメントなら間に合うだろうって。だから自分はみんなのサポートを一生懸命やります」と。誰よりも山雅を愛する百瀬の言葉と、仲間との絆に泣けた。
そんな百瀬のユニフォームを、ゴール裏への挨拶の時に着て見せてくれたゲームキャプテン貫太。漢だねえ。2013年の富山戦@クラ選で出場できずにくやし涙を流してから今まで、下を向かず涙を見せず、歯を食いしばってがんばってきた。貫太だけじゃなく、みんなそれぞれ胸に秘めた想い・誓いがあって、だからこうやってふと彼らの表情や振る舞いを見ると「あ、変わったな」と思う。プレイヤーとしてだけでなく、人として尊敬できる、すごいと思わせてくれる。応援しているこちらが、自らの背筋を伸ばしたくなることも多いです。わたしもまだまだ、彼らを見て成長したいな、と!笑
せっかくいい顔だったのに、ピンぼけたよ!こんなのでも載せてもいいかと聞いたところ、「ブレて持ってないあたり俺っぽいんで全然オッケーです!笑」だそうです笑。なので遠慮なく載せる。
たまにこんなふうに年相応の表情を見せてくれると、なんだか嬉しいですw
おまけ。退団した3年生たちも応援に来てくれました。彼らの笑顔にまた会えたのが何より嬉しい。新潟戦@クラ選では泣き顔だったから。応援フラッグのど真ん中にメッセージを書いてもらって、ばっちり魂がこもりました。ここまでの道を一緒に作ってきた仲間たちのパワーももらって、いざ新潟!
第3試合
10/25(土) 14:00キックオフ vsアルビレックス新潟U-18@アルビレッジ
トップの試合とかぶっていないので、もしよろしければ!と、遠いけど!笑
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■結果
ユースアカデミー - インフォメーション|松本山雅FC - 【U-18】2014Jユースカップ 第22回Jリーグユース選手権大会結果のお知らせ
■動画があがっているー!うれしい。
アルプス一万尺 Jユースカップ 松本山雅U-18 vs YSCC U-18: http://t.co/iRXgr5Sihp
— #12-supporter-Kozo (@Kozo_on_twltter) 2014, 10月 18
■試合を見た方のブログめも
Jユースカップ 松本山雅U18vsY.S.C.C.横浜U18 20141018|motocafe 白緑ブログ
2014/10/18 2014Jユースカップ グループF 第2試合 vs.Y.S.C.C.横浜U-18:空港人の棲家 松本山雅F.C. blog:So-netブログ
2014Jユースカップ予選リーグ 松本山雅U-18 6-1 Y.S.C.C.横浜U-18 アルウィンゴール裏から見る風景