【海外バレー】2018男子世界選手権観戦(3)ローマさんぽ1日目
メインのバレーボール観戦は明日の夜。
ローマを気兼ねなくぶらぶらできるのは今日と明日の午前中だけ。
早朝、さっそく行動開始。イタリアの太陽は強いのだ。サングラスは必須。
アパートからヴァチカン市国まで歩く間、バールでカプチーノとクリーム入りコルネットを朝食にする。サクサクで美味しい、盛大にパンくずと粉砂糖を服にこぼす。イタリアでの初コーヒーはとても美味しかった。
ヴァチカンの大聖堂は予約していなかったのと、並ぶ気力もなかったので、引き続きてくてくと歩き続け……
サンタンジェロ城。空が美しい青。
途中、ビールで喉を潤し、トイレも借りる(便座がないのはリサーチ済みだったけど、鍵が閉まらないのは焦った)。
ファーストトイレでハードな体験をすると、後々楽になるから憂うことなかれ。
食べものの写真のあとですが、イタリアの個人的なトイレ対策を。
■持ち物
・ティッシュ(紙がないことも多いので)
・ 使い捨て便座シート(便座がないので)
・濡れティッシュ(便座拭く用)
・おしり拭きシート(用を足したあとに衛生的に気になるようなら拭く用)
・ワイヤーと南京錠(トイレの鍵が壊れてるとき用)
盗難対策以上に、トイレ対策に最後まで悩みました。。。でも、結果的に準備して良かったです。
パンテオン。過去にタイムスリップした気持ちになる。
トレビの泉。コインを投げる隙間がないくらい人がすごかった。
スペイン広場。
皆にならって階段に座り込むと、正面に真っ直ぐ伸びるコンドッティ通りにおお!となる。
そして、そこかしこにある水。ローマ帝国に想いを馳せる。
人混みを避けたいなあと思い、坂を登りボルゲーゼ公園へ。空の青とその広さに、最高という言葉しか出てこなくなる。
歩いても歩いても、まるで知らない場所で、安心感は全くない。
なのになぜこんなにも足が軽いのか。何をするにも自分の意思と責任のもとで動き、その結果が返ってくる。そんなひたすらシンプルな時間だったからだろうなと思う。
あまりの暑さに駆け込んだジェラート屋。ピスタチオ&ミルク。受け取った後に、支払いで小銭オンリーと言われ少し足りず慌てる。
店でのんびりジェラートを楽しんでいた先客の紳士が、使いなよと気安くコインをくれたことで余計美味しく感じた。この気安い優しさは、今度は自分が誰かに渡そうと思えるものだった。
明日は早朝からコロッセオ、フォロ・ロマーノへ行く予定なのでここらへんで切り上げて体力温存したい。
来る途中で良い匂いが漂ってきて気になっていたパン屋に寄ってアパートへ戻ろう。
再度ヴァチカンを経由して(何度見ても、どっと感動する)、同じ道を慣れたように歩く。強がりかもしれないが、気持ちがいい。
結局2万歩も歩いて、くたくたでアパートに戻る。
楽しみにしていたシャワーはなぜか今日は水しか出ず。これが噂のお湯がでないやつか!夏でよかった...でもお湯が恋しい...と思いながら眠りにつきました。