【東北地区大学リーグ】仙台大学vs岩手大学@岩手県営運動公園多目的運動場
山田満夫選手のプレーを見に、岩手へ。
昨年のインカレで胸を打たれ、打たれすぎて「リーグ戦も観に行くぞ!」と誓ったまま果たせていなかったのでようやくという感じでした。
あとは個人的に児玉昇選手も見ておきたいなと。昨年インカレの個人的ベストイレブンにも入れさせていただきました。
しかもこの試合、リーグ戦第1試合が延期されて代替になったもので。本当は見れずにリーグが終わってしまっていたんだなあと。よかった。
キックオフは11時と早かったですが、運良く試合会場が盛岡駅から一駅の青山駅から歩いて20分ほどのところ。ギリギリだけど間に合いました。
大学生の時ぶりに乗る。 pic.twitter.com/3AQvellqg1
— shindy_jdi (@shindy_jdi) 2015, 11月 3
11月とは思えないような温かさ。秋晴れの清々しい空気。先週の関西への旅に続き、ありがたいくらいの観戦日和。
仙台大はこの試合に勝つことができればリーグ優勝(富士大が1試合多く1位)、さらにはインカレ出場が決まるということで、思った以上に大事な試合。
ピッチ内で練習をする山田満夫選手の姿を見つけて、背番号10のユニフォームなんだなあと改めて。昨年、主将の熊谷達也選手(ブラウブリッツ秋田)がつけていた番号。
仙台大の熊谷選手は昨年のインカレで初めて見ました。見た目を裏切るタフさが印象的。諦めず何度もゲームを立て直し、チャンスを作る。自らも積極的にゴールを狙う。そして表情が良い。いつの間にか応援したくなってしまう。 pic.twitter.com/g4awG3Vlmf
— shindy_jdi (@shindy_jdi) January 14, 2015
仙台大が巧みなパスで中央突破を狙い、またサイドからのドリブルで崩すスタイルで揺さぶりをかける。対して岩手大はチーム全体がしっかりと2人ないし3人体制で攻撃陣を封じ、ロングパスで一気に前線へボールを送り込みスピーティ―にゴールに迫る。 とにかく寄せが早い。中盤からの守備が堅くその心臓を担うキャプテンマークを巻いた28番鍵選手が気になりました。リーグで最下位とは思えない、リーグ2位の仙台大をヒヤリとさせる展開も少なくなかった。
仙台大のピンチを左SB石橋選手(前橋育英)がしっかり防ぐ。足が速く、身体の使い方もうまく、どんなに不利でもいつの間にかボールを取りやすいような体勢になっている。右SB川上選手(鹿島ユース)も、粘り強く追いかけてシュートを打たせない。CB榎本選手がそのフィジカルで跳ね返し、山田選手は最終ラインからの指示出しも含め奮闘していた。
攻撃の口火を切ったのは川島選手、宮澤選手の柏U-18ライン。スピード感のある、気持ちのよいコンビプレーでゴール。2点目は我慢の末の、ずっとゴールを狙い続けた堺選手から蓮沼選手のゴール。これも息の合った良いプレーだった。そして3点目、途中交代の丹代から駆け上がってきた川上選手のループがきれいに決まる。本人が一番驚いたようで「入ったー!!!」って叫んでたので、見ているこちらもほっこり笑。そのまま無失点で勝利。リーグ優勝と同時にインカレ出場権を得た。
しかし、ふと山田選手を見るとそこに笑顔はなく。むしろ悔しそうな叫びをひとつ、空に投げた。それを見て、昨年のインカレ、敗北した関学大戦を思い出していた。男泣きをする主将・熊谷選手や4年生たちから少し距離を置いて、なんとも言えない表情で佇む山田選手。環境を変えて1年目、どんな心境だったんだろうって思っていた。
そして今、きっともっと「自分のチーム」になっている。だから悔しかったんじゃないかなあって思いました。いいことだなあと。
仙台大の昨年のインカレの闘いぶりを見て、リーグ戦を見に行きたくて。やっと見に行けた!
3-0で勝利し、リーグ優勝、インカレも決めた試合だったけれど、悔しそうだった。望むものがもっともっとあるのなら、それを見たいなと思った。がんばれ! pic.twitter.com/2LxwzZ0JYM
— shindy_jdi (@shindy_jdi) 2015, 11月 3
すこーし残念だったのは、児玉昇選手をリーグ戦で見ることができなかったこと。ケガをしていると友人づてに聞きました。インカレで見られるといいな。
帰りに盛岡じゃじゃ麺食べたり、「岩手」という名前の発祥となった三ツ石神社にお参りをしたり、福田パン(コンビーフ、ザ・ピーナッツ2)をゲットしたり、大好きなかもめの玉子(秋限定・栗)を会社用のおみやげ用にゲットしたり、ベアレンのビールをお酒好きな友達向けに買ったりと両手いっぱいに買い物をして帰りました。南部せんべいの耳をカラッと揚げたおやつ「岩手さんのミミ」がヒットです。
【試合結果】