「自分のうつ」との記録(6)
タイトルの通り、
人によってはあまり気持ちのいい内容ではありません。
なのでワンクッション!
自分は色んな方の体験記を読んでヒントをもらっています。それらが全てなのではなくて、自分なりに少しずつ欠片をもらいながら、考えることをしています。ヒントはたくさん落ちていればいるほどいいかなと思ったので、こうやって書いて残しておこうと思いました。
うつとの付き合いが1年になりました。
向き合わねばならないことがたくさんあった(あると知った)1年。
苦しかったぶん、頭(知識、先入観)じゃなくて心と体(実体験)でわかったことがあって。
特にこの6月は、インプットがもうすごかった。
なのでまず、言葉にして、もういちど自分に沁みこませてみる。
■仕事のこと。
うつと診断されてからも、仕事が続けられる嬉しさ。やっぱり仕事は楽しい。
時折行きたくないなと思うのも当然ある。
特に疲れているとき。そこはあまり無理しないようにする。
自衛は大事。
自分の場合はひたすら早く寝ることに努める。寝られなくても布団に横になるだけで回復できる。
飲み会は、基本的に好きではないので心が疲れそうだと思うものはお断りして、でも断ることを頑なにするんじゃなくて。おっ、行けそうかもと思えることが嬉しいから、行ってみることもある。
自衛を諦めないこと、でも時にそれができなくて苦しい方向に行ってしまっても、戻っていける機会(時間)を作ること。自分は文字にすることで、ブレーキをかけています。
そして一度頑なになってしまうと戻せないと思い込まないこと。
生きていたくないと思っているんだし、そもそも自分がどう思われてるなんていいじゃないかと切り替えて。
お互い、よい仕事ができれば嬉しい気持ちになれる。そのためのがんばりをする過程は、ゴチャゴチャとスマートではないし嫌な思いもするだろうけれど、たどり着けるならそこはもうサーッと忘れる。
他人の「なぜ」は解決できないと思っている。自分の「なぜ」すら、目をつぶりたくなってしまうものだし。
なぜ、はあまり解決できることがないので考えないのだけれど、ときどき考えてしまう時もある。
— shindy_jdi (@shindy_jdi) 2016年8月18日
自分の場合、理由は後ろにあるものだと思ってたらすぐ横にあって、だからこそ誰のせいにもできずウワー!ゴロンゴロン!とのたうちまわった後に、自分を許すってからだにいいな!ってところに落ち着いた。
■趣味のこと。
好きなものについて、考える日々を大事に思う。正解がほしいわけではなくて、探し続けて、見つからなくてもいいから、悩みながらもまっしぐらでいたくて。その中で残していく言葉や写真を、見返しては良いよなって思って泣きたい。
— shindy_jdi (@shindy_jdi) 2017年5月1日
好きなものの中に自分の居場所を作るのではなく、自分の中に好きなものの居場所を作る。そいつが胸を熱くしたり、お腹から思いっきり声を出させてくれたりする。いきなりありがとうと伝えたくなったり、涙があふれてくるのは近くも近く、自分の中にあるからなんだよなーって。
— shindy_jdi (@shindy_jdi) 2016年8月19日
期待してます、という言葉は自分の中ではやっぱりしっくりこなくて。
— shindy_jdi (@shindy_jdi) 2016年9月25日
その人のこうなりたい!という行動(プレー)に惚れて応援したいなという気持ちになっているのだし。言いたいのは、好きです、ありがとう、試合見ました、すごく興奮しました、とかになる。確かに存在する、自分の気持ちぐらいだ。
ブルーハーツの「情熱の薔薇」という歌が昔から好きなのですが、最近になって『そんな気持ちわかるでしょう』という問い(?)に深く頷く自分がいる。
— shindy_jdi (@shindy_jdi) 2016年8月21日
ヒロトさん自身を答えにするのではなく、ヒロトさんの発するもので照らされる自分の想いを見つけるとき、花瓶に水をあげられたなと思う。
何かが心に触れたとき、もう少しだけ旅(物理的でも思想的でも)を続けたいと思う。
— shindy_jdi (@shindy_jdi) 2017年1月28日
旅に出ると、考える機会がたくさん生まれる。色んなものを見て触れて考えることで、飲み込みきれなかった熱い想いが喉元を通っていく優しい温度になったりもする。
何が起こるかわからないから、ゆけるだけゆく。
昨年の夏、仕事のあとと土日はなるべく布団にくるまって過ごしていた。
久しぶりに行きたい場所があって、友人たちがついてきてくれるのもあって嬉しかったときのこと。
昨日までできなかったことが、明日できるんだ、という小さな明かりのような喜びがある。今まで当たり前のようにできていたことが再びできるようになるのに二ヶ月半。涙が出るくらいありがたくて、今までできていた時よりもうんと丁寧に過ごしてみたいと思うのだ。
— shindy_jdi (@shindy_jdi) 2016年9月9日
大事なことを忘れそうになったら、
自分から絞り出た言葉を思い出してみる。
苦しくなったら、誰かになぜを問いかけるよりも、体を休ませてみる。
騒がしくない空間をつくるの大事。
元気になったら、好きなものに会いに行こう。
それは音の中でも本の中でも写真の中でも、実際にでも。