ドイツ旅で変わったとても大きなこと。
ドイツ旅で変わったとても大きなこと。
それは、
≪自分は自分でできているとわかったこと≫
≪自分が自分の人生の主役になったこと≫
だった。
今まで、自分以外の誰かにどう見られているのかという意識が自分を形作っていて。
応援することがいきがいなのかも?とのめりこんだ2011年から、誰かを応援することを中心に行動を決めていた。
時にはサッカー、時には音楽、時にはバレーボール。
ここ数年は、家族のサポート。主に実家の母の。
応援することが、自分らしさ。
だと思っていた。そう思うことで心の健康を保つことができていた。
楽しいこともたくさんあったし、泣き出したくなるくらい幸せな瞬間もあった。
応援する人を失って、
また出会って、
また失って。
明日何をしたらいいかわからなくなって、
そもそも自分が何をしたいのかわからなくなって、
目の前がまっくらになり、
ついに心がこわれてしまったのが2年前の6月。
自分を形作るはずの、
自分以外の誰もがこわくなった。
ぐちゃぐちゃになった今の自分を、肯定も否定も追加も削除もしないでくれと思った。
連絡は最小限に、年賀状も今年でやめますと送り、外からなるべく何も届きませんようにと祈った。
思い出すと、よくそれで仕事に行けてたなと感心する。そして今も。
1番苦しかった夏を越えたあとに色んな人に迷惑をかける出来事があって、そこでべこべこに凹んだからこそ自制や理性が「キリッ」としたのかもしれない(笑)
少し元気になって、休みの日に出かけるようになったのは
やっぱり応援のおかげだった。
でも、前と違ったのは極端にそれを生活の中心にしないこと。心の中心にしないこと。
途中までうまくいってたけど、また夢中になって、なんだか追い立てられるような感覚になって。
もういちど、昨年の6月に心がこわれた。少しだけ「こわそう」という意思があったように思う。
とにかく自分を大事にしないといけないなっていう本能が働き、
たくさん寝るようになった。暮らし方がすごくシンプルになった。
慢性的なだるさを解消すべく勇気を出して整体に行ってみたり、
胃腸をいたわりたくてお弁当作りを再開してみたり。
自分にだけ力を注ぐ。それだけで精一杯な日々。
9月に大阪でグラチャンの開催があった。
苦しかったときになんとか楽しいという気持ちをなくさなかったのはリオオリンピックのおかげ。
そこで死闘を繰り広げていた世界の代表選手を生で観たい、という久しぶりに沸き立つ自分の「やりたいこと」ができた。
たぶんここから、いろいろ動き出した。
毎日貯めていたエネルギーのおかげか、勇気が沸いた。
人生初の海外へ行ってみようという、勇気が。
そしてすごく、興味があった。全く想像がつかない、未知のこと。
ドイツへ行った柳田選手の記事は、とても多かった。日本にいたときよりも情報があったような気さえする。
それを読みつつ、自分の目で見たいし感じたいなと思った。
好きな選手のことを考えるのは好きだけど、誰かの情報をもとに考えるのはなんかしっくりこないなあと。
何事も、考えたり話したりすることは自分の経験で知ったこと感じたことがいい。
そのほうが話していて会話が豊かになる。
ドイツ旅は刺激的だった。もじもじしてられない、自分のしたいことを伝える。
ただでさえ伝わりにくいのだから、がんばらなきゃなんだって着いてすぐ思った。
黙っていても与えられるサービスに甘えて慣れてすぎていたこと。あれこれと気にしすぎなこと。空気を読むという習慣にがんじがらめになっていたこと。ドイツで過ごしていく中で自分自身を改めて知ったなあと。何をしたいのかをくっきりさせて、そのためにどうしたらいいのかをトライしてはエラー笑。
— shindy_jdi (@shindy_jdi) 2018年2月2日
何かをしたくて、そのために行動する。疲れたら休む。すごくシンプルで、曖昧なところがなくて、誰も責める気はせず、自分を責めることもやめた。トイレットペーパーを買うつもりがキッチンペーパーで、いやまてよ使える...いやゴワゴワしすぎ無理...って買い直しに行ったのも楽しい思い出のひとつ。
— shindy_jdi (@shindy_jdi) 2018年2月2日
知らない場所、わからない言葉。常に不安なんだけど、それでいて大事なものを思い出していくようなじんわりする気持ちにもなった。
— shindy_jdi (@shindy_jdi) 2018年2月3日
雨から快晴、段々と曇り、雪が横殴りにと思ったら雨に変わっている。どうにもならないこともあるし、どうにかなることもあるよと、心と体が知っていく感じ。
そんなふうにしてたどり着いた、見たかった景色。
サーブに向かう柳田選手のひとみの強さだとかまっすぐさにウオーってなる。
これなんだ、自分が感じることの良さ。
自分のために、ここへ来た。
好きな選手への想いに力を借りつつ、自分の踏ん張りでここへ来れたんだ。スゲー!
って、泣きたくなったのだった。
この瞬間に、考え方が変わった。
ドイツ旅で変わったとても大きなこと。
それは、
≪自分は自分でできているとわかったこと≫
≪自分が自分の人生の主役になったこと≫
だった。
ありがとう、柳田選手。
自分という主人公の旅は続く。
ドイツ旅ができたら、チャレンジしてみたかったことに向かってみる。
今の自分の努力が、自分を作っているって感じる。
いたわることは大前提として、楽しく、変わっていく。
変わることをおそれない。
今までは、変わったら周りにどう思われるだろうっていう不安がどこかにあった。
でも自分は、変わることを望んでいる。
だったら、それで行ってみよう。
ドイツ旅の詳細は、またのちほど。