towelmuffler

写真とか、大事なこととか。忘れないようにするためのブログです。

【OQT2016】<1日目>ベネズエラ戦

人生初の、バレーボール男子代表戦。

2月末にわくわくしながらチケットを取り、3ヶ月も経っていたのかあと。

石川選手以外はリーグ戦で観戦しているのもあり、その時は対戦相手同士だった彼らがどんなコンビネーションを見せるのか、すごく楽しみにしていました。

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 そうそう。

女子はタイ戦を見に行き、それはもう興奮と感動でウワーッってなりました。

1秒先を信じること。
どんな結果が待っていようと、今できることを諦めないこと。
改めて感じることができました。

総合3位、アジア枠1位、そしてオリンピック出場おめでとうございます!

 

さあ、男子だ。

初日は1試合目から行くことにしました。

10時からの試合に間に合いたくて、心配で9時に千駄ヶ谷集合。

当日券も完売とのアナウンス・・・え?もう?

しかし入場口を見たらそんなに並んでなかった笑・・・開始から10分くらいで中に入れました。

春高行った友人いわく、その時のほうがかなり人が並んでいて最後尾がわからなかったくらいだったそうです。やっぱりみなさん、日本戦まではお外で過ごす感じなのかな~。

 

入ったらまだ結構ガラガラだった。

グッズ売り場でタオマフを買って着席。ステックバルーンは、拍手したいという気持ちもあって買わず。

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入り口すぐ近くにある、ユニフォームを着て選手の等身大パネルと写真を撮るコーナーがガランとしていたのでノリノリでユニを着て写真とってきました笑。ど真ん中で腕組んでキメてたら、後ろの清水選手がスタンドみたいになっていて「つ、強そう…」ってなりました。

展示してあるシューズのでかさに興奮。

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バボちゃんがコートから手を振ってくれてウワーイってなって、写真も撮って、完全におのぼりさん状態でした笑。

 

第3試合のポーランドvsカナダ、これがもう熱かった。世界ランク2位のポーランドから2セット取り追い詰めたカナダ、しかしフルセットののちポーランド勝利。粘り強い。

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クレク!

ベネズエラ戦について。

会場での応援が熱すぎてエモいことしか考えられなかったので笑、改めてテレビで確認。印象的だったことをメモっておくことにしました。

 

以下、敬称略。ときたま、「選手」「さん」「くん」など混ざりますが、どうか読み流していただけるとありがたいです。

 

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照明が落ちて、東京ガールズ(FC東京のホームゲームで踊っていたひとたちかな・・・)がコートで踊ったりプレゼントを投げてくれたり。

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ビジョンで選手紹介。サッカーみたい!

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スタメンは、清水選手・富松選手・柳田選手・深津選手・石川選手・出耒田選手・L永野選手。(S6のローテーション※通常はS1が多い)

おおお、柳田選手スタメンだ・・・アメリカ戦TMではスタメンじゃなかったから外れるかもと思っていた。

 

1セット目

緊張の第1セットは、完全に石川選手が狙われていました。サーブで狙われ、アタックで狙われ、石川選手のキレのあるレフトもバックアタックもしっかりブロックがついてシャットされていて、会場全体も動揺。ワールドカップで鮮烈な印象を残した彼は、それはもうがっつりマークされていました。

石川選手は、相手ジャンプフローターをアンダーじゃなくてオーバーで取った方がよさそう。

さあ、どうするというところで、清水選手のサービスエースだったり、柳田選手のサーブからの崩しからの流れでブロックが2本決まったり(1本は深津選手!)、出耒田選手のクイックが気持ちよく決まったり。相手ブロックが完成する前の富松選手や出耒田選手のクイック、ブロック2枚の間を抜いていく柳田選手のスパイク、たまらなかったです。

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富松選手のCクイック最高だ!!!!と思っていたら、その次には、その富松選手を囮とした最高のコンビネーションが。

相手の強烈サーブ→柳田選手サーブレシーブ→深津選手バックトス→富松選手跳ぶ(囮)→柳田選手がさっと移動しスパイク

(伝われ~)

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一つ前で決まった流れをもう一度囮として繰り返すことでブロックが1枚、富松選手に意識をもってかれているんだなってわかって感動しました。

石川選手もこのまま黙っちゃいなくて、もちろんスパイクも決まっているんですが、ケルビン選手の強烈スパイクを1枚ブロックでシャットに胸熱になっていました・・・なぜブロックってこんなに興奮するんだろう!(その前の富松選手との2枚ブロックも良かった)

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石川選手のサーブはアウトに。
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富松選手、2枚ブロックも早さで対応。
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石川選手と柳田選手のシンクロ率。

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米山選手はピンサで登場。しっかり落ち着いて打てていたので、どのタイミングでも出られそう。
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初戦1セット目の固さを制したのはベネズエラ。先にセットポイントを取ったのですが、デュースの末、26-28でもっていかれてしまいましたが雰囲気は悪くない!

 

2セット目

2セット目は石川選手のサーブから。

ふわっとした手前で落ちるような球でサービスエース。次は崩した上でスパイク、さらに3点目はまたもやサービスエース。テレビで確認したところ控えエリアで関田選手がめっちゃ喜んでいてゴリラの舞(個人的な感想です)を!笑

さらに富松・柳田選手のブロックが決まり、スパイクで決めた時以上に吠える柳田選手。

決定率高すぎな柳田・石川選手の緩急つける攻撃にリードを奪ったはずでしたが、あれよあれよと4点差になり、相手リードの12-16でセカンドテクニカルタイムアウト

その後、柳田もってこい祭り(個人的な見解です)で同点まで追いつき、清水選手の攻めるサーブから相手が弾いたボールを富松選手がダイレクトアタックで決めて逆転!

(解説の方が「やなぎだゆうき」と言っていて、落ち着いて!wってなりました。)

柳田選手はサーブレシーブからそのまま自分にもってこさせてアタックが強いんだなあ。石川選手もいくつかそんなシーンがありました。

ここぞで決まらなかったという意味で辛かった1セット目を、落ち着いて乗り越えた2セット目。バランスよく得点が奪えたのかなと思いました。

 

3セット目

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柳田選手の気持ちよすぎる120キロのスパイクもありリードを奪いますがゴンザレス選手のサーブの番になるとエースも含めた5連続失点。

この苦しい展開を出耒田選手が救ってくれた!

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ここほんとにすごかったです。連続ブロックやクイックで引っくり返すと、MB陣を中心にしっかりと試合を立て直してくれました。清水選手の得点も伸びてきたのも安心材料でした。

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4セット目。

柳田選手の強烈サーブを相手が弾いてそれを石川選手がダイレクトでアタック。これはやってやった感の石川選手の顔!!!!柳本さんいわく「ほんと両輪ですね」。

続いて柳田選手のサービスエース。解説「この強さ、美しさ」・・・おおう、この解説でいいんだろうか笑。

タイムアウト中に関田選手が柳田選手の肩をポンポンポンポン!!と叩きまくってほぐそうとしているのもいいなあと思いました。ふたりは高校が同じなんですよね。

チェマ選手のツー、というかトスあがるのかと思ったらスパイク!っていうのが、うひょーってなりました。チェマ選手は195センチのセッターで、スパイクもかなり迫力ありました。日本への応援だけじゃなくて、いいプレーにはいちいち歓声上げたいし拍手もしたいよなあと思ったりしました。

点差がつくとベンチも動き始めます。

傳田(でんだ)選手、シニア代表戦デビューらしいです。

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さらに山内選手もOQTデビュー。深津選手、柳田選手に頭ポンされていました。だれよりも背が高いのに笑。

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そして23-18の場面でセッターを関田選手に交代。すごく嬉しかったです。

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関田選手がトスを上げて柳田選手が打ち込み、それを相手が弾くと傳田選手がそれを受け関田選手に戻し、傳田選手のクイックが決まり24点目!

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うまいこと撮れてたよ!

ちょっとネットにかかってボフッって感じだったけど決まってよかった・・・!

ヘスス選手のサーブをなんとか柳田選手が受けて、清水選手がバックアタック!吸い込んで19-25。か、勝った・・・最後なかなか気持ちよく畳み掛けられなかったからドキドキした・・・。

石川選手のバックアタック、ライトからのスパイク、これだけ色んな武器があるんだということに興奮したセットでした。ひたすらレフトレフト、強打強打だけじゃなくて。最初の相手のサーブを受ける時に、割り切って永野・柳田選手がカバーできると選択肢が増えるのかな?とか、もったいない部分を修正して次の試合に繋がっていけばいいなあと思いました。

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テレビだけじゃ、あれがすごいとかあれができなかったからダメとか、解説者の話す通りに判断しがちになりそうな気がする。特に知識がなく、観戦もそんなにしたことない自分は。

だから、良かった。今回、会場で見ようと決めて良かったなあと改めて思いました。

テレビであれこれと色んな代名詞や常套句が使われている石川選手は、今回が初観戦なので余計にまっさらな気持ちで見れた。悔しそうで、歯がゆそうで、ワールドカップの放送で見た気持ちよさそうに思い切りスパイクを打ちまくる彼とはまた違う。さあ、どうしていくんだろう。

 

個人的には、最後に見た出耒田選手の試合が熱くも切ないものだったので、今回こんなにも試合でバクハツできていてヨッシャー!ってなりました。

 こんな感じで7日間、会場で吸収する色んなことをここでアウトプットできたらと思っています。

たった1日で、インプットしたことで頭がパンクしそうだったのですが笑、だからこそ残しておきたいと思いました。