【2015/16V・プレミアリーグ】超個人的ベスト6賞などバレーボールにまつわるあれこれ
2014/15V・プレミアリーグのファイナル(初観戦)から1年。
ワールドカップも夢中で見て、バレーボールが大好きになってしまいました。
4月末〜5月5日に開催される黒鷲旗まではシーズンなのですが、
忘れないうちに、サッカーのインカレの時のようにベストイレブンならぬベスト6など、勝手に選んでみようと思います。
いつものように自分だけが楽しいやつです!(ここ重要)
V・プレミアリーグのチームはなんとか全部見たので、偏りがサッカーほどない・・・はず笑。
開幕戦、テレビ観戦したときに好きだな!と思ったのが豊田合成で、そのままあれよあれよと勝ち続け、天皇杯・皇后杯優勝そしてリーグ優勝! 開幕戦では、東レやパナソニックの勝負強さも印象に残っていたので、いいなあと思ったチームたちが1〜3位というのも嬉しい。
共通していたのはたぶん、リーグを通してチームの強みを積み上げていった結果なのかなと思います。実りあるシーズンだと思う。さらには、ミスが起きたときはなるべく早く修正して立て直す力もあったのかなと。
それについて特に印象に残っているのは2試合。
天皇杯・皇后杯の準決勝、豊田合成対策をしてきた東レとその術中にはまりながらもしっかり立てなおして撃破する豊田合成。
さらに、リーグ戦ファイナルの豊田合成vsパナソニック。この組み合わせをファイナル6で見た時はパナソニックの完敗に近いものでしたが、ファイナル3でフルセットで東レを倒した勢いそのままに、豊田合成から1セットを奪います。からの、2セット目はしっかりと豊田合成が奪い返すという。そこにしびれまくっていました。
バレーボールにおいて、いかに早くチーム全体で修正していく、立て直していくという努力が大切なものなのかを、ファイナルという舞台でまさにリーグ総括のように感じました。
▼試合結果・各個人賞
2015/16V・プレミアリーグ男子大会 V・ファイナルステージ ファイナル 試合結果のお知らせ | バレーボール Vリーグ オフィシャルサイト
上記のように公式で発表されている賞を、「超個人的」に選んでみました。
以下、敬称略。ときたま、「選手」「さん」「くん」など混ざりますが、どうか読み流していただけるとありがたいです。
【超個人的】ベスト6賞
オポジット:イゴール オムルチェン(豊田合成トレフェルサ)、清水邦広(パナソニック パンサーズ)
WS:ダンチ・ギマラエス・サントス・ド・アマラウ(パナソニック パンサーズ)、高松卓矢(豊田合成トレフェルサ)
セッター:内山正平(豊田合成トレフェルサ)
【超個人的】ベストリベロ賞
古賀幸一郎(豊田合成トレフェルサ・主将)
【超個人的】新人賞
唐川大志(JTサンダーズ)、山本湧(サントリーサンバーズ)
※本当は最優秀新人賞で1名
そしてそして、公式ではこんなものはないけどどうしても残しておきたいマイ・ヒーローのみなさまを…!
【超個人的】内定新人賞
高野直哉(堺ブレイザーズ)
※内定選手=現高校生もしくは大学生
ファイナル6で彼を見て、オールラウンダーで勝負強い!と感心しました。持ってる、彼は持ってる。そして笑顔が素敵。
【超個人的】好きすぎてつらいベスト6賞
柳田将洋(サントリーサンバーズ)
山本将平(FC東京)
傳田亮太(豊田合成トレフェルサ)
李 博(東レアローズ)
イゴール オムルチェン(豊田合成トレフェルサ)
越川 優(JTサンダーズ)
実力的にはベスト6賞など入賞している人たちばかりなのですが、あえてこの変な枠に入れさせてもらいました。彼らのどんなプレーも目が離せなかったし、これからも追いかけていきたいみなさま。
越川選手はもう何度も語ってしまってしつこいですが、バレーを好きになるきっかけで。彼がいなければワールドカップも見てなくて、柳田選手にも出会えなかった。そして彼らがいなければ、リーグ戦を見に行くこともなく、生で見る迫力・感動を味わうことはできなかった。きっかけを与えてくれた選手と、実際試合で感動をくれた選手たちに本当に感謝したいです。
【超個人的】ベストゲーム(1つに絞れなかった…
■2015年11月8日
リーグ戦・東京大会(墨田区総合体育館)
リーグ初生観戦の衝撃、興奮。2セットを先に取ったパナソニックが勝つものだと思っていたら…そこから2セット取り返したFC東京。その勢いのまま5セット目も流れを掴むも、最後に逆転。最後はダンチ選手のスパイクを橘選手が受けきれず、パナソニックの勝利。大、大、大熱戦だった。
勝負が決まった後も、橘選手が床に倒れたまましばらく動けずにいたことを、ずっと忘れない。リベロがボールを上げられない悔しさがにじみ出ていた。拍手を送るしかできなかったけど、この試合をきっかけにリベロの魅力を知った。胸に刻みつけた。
■2015年12月27日
2セットを奪われ、奮起したい3セット目で越川選手が負傷。攻守の要が抜けることに不安を覚えたのも確かなのだけれど、そこで輝いたのは今シーズンずっとサブだった安井選手!スパイクをレフトから決める決める。サーブも思い切り打てていたし、バックアタックもブロックも素晴らしかった。2セットを奪い返し、最終セットはヴィソット選手や八子選手がしっかりと決めきった。「とにかく明るい安井(笑)」(井上選手もかな)が、チーム全体の雰囲気をガラッと変えた。本当に、最後の1秒まで勝負はわからない。チームスローガンとして「決意~Next Challenge New JT!」を掲げていただけに、ニューヒーローの登場は嬉しかった。(といっても彼は新人というわけではないけれど笑)
状況がJTに傾いてから、千々木選手やペピチ選手のサーブが決まらなくなってさらに苦しくなった。安定したプレーって難しい。決まる時はあんなにもスーパーなのに…! サーブが決まることは大きなプラスだけれど、決まらなければ相手の得点となって辛くなる。自分が思い切り打てるか、仲間が気持ちよく打たせる雰囲気を作れるか。自分の成長と仲間の成長と、どちらも必要になってくるんだなあと思った。
東レアローズ(1-3)豊田合成トレフェルサ
対豊田合成策を練りに練った東レ。2セット目を取り返したのは熱かったなあ。そこでまた修正をしていく合成。チームというひとつの生き物が、勝利に向かってもがく姿を見た。
そして一番感動した、鳥肌が立った場面。コートチェンジの時にイゴール選手がサーブ助走を正確にするために、自分の足を使って丁寧に測っていたこと! 努力に裏打ちされたスペシャルサーブなんだ、と。それを見てもっともっとイゴール選手を好きになりました…!
■2016年1月10日
リーグ戦・岩手大会(東山総合体育館)
豊田合成トレフェルサ(3-0)堺ブレイザーズ
1/9に続いて、高松選手のふるまい全てに感動して笑って、でした!
詳しくは記事にしたのでそちらで。
【超個人的】ベストショット
2016年1月30日
東京大会(墨田区総合体育館)
FC東京 山本将平
<観戦試合>
◆2015年1月8日
東京大会(墨田区総合体育館)
2015年11月21日
東京大会(大田区総合体育館)
サントリーサンバーズ(0-3)堺ブレイザーズ
2015年11月29日
大阪大会(パナソニックアリーナ)
パナソニック パンサーズ(3-1)サントリーサンバーズ
2015年12月12日
サントリーサンバーズ(0-3)豊田合成トレフェルサ
2015年12月27日
東レアローズ(1-3)豊田合成トレフェルサ
2016年1月9日
岩手大会(東山総合体育館)
サントリーサンバーズ(3-0)堺ブレイザーズ
2016年1月10日
岩手大会(東山総合体育館)
豊田合成トレフェルサ(3-0)堺ブレイザーズ
2016年1月16日
東京大会(大田区総合体育館)
サントリーサンバーズ(3-1)JTサンダーズ
2016年1月17日
東京大会(大田区総合体育館)
2016年1月30日
東京大会(墨田区総合体育館)
FC東京(2-3)ジェイテクトSTINGS
サントリーサンバーズ(0-3)東レアローズ
2016年1月31日
東京大会(墨田区総合体育館)
FC東京(2-3)サントリーサンバーズ
ジェイテクトSTINGS(0-3)東レアローズ
2016年2月20日
ファイナル6(大田区総合体育館)
豊田合成トレフェルサ(3-0)堺ブレイザーズ
ジェイテクトSTINGS(2-3)JTサンダーズ
2016年2月21日
ファイナル6(大田区総合体育館)
豊田合成トレフェルサ(3-0)パナソニック パンサーズ
2016年3月5日
V・チャレンジマッチ(ひたちなか市総合運動公園総合体育館)
柏エンゼルクロス(3-0)トヨタ自動車ヴァルキューレ
2016年3月6日
V・チャレンジマッチ(ひたちなか市総合運動公園総合体育館)
柏エンゼルクロス(2-3)トヨタ自動車ヴァルキューレ
2016年3月13日
ファイナル(東京体育館)
豊田合成トレフェルサ(3-2)パナソニック パンサーズ
<内訳>
リーグ:17試合
ファイナルシリーズ:6試合
→合計:23試合
チャレンジマッチ:6試合
合計31試合
・男子
JTサンダーズ:4試合
ジェイテクトSTINGS:5試合
パナソニック パンサーズ:5試合
FC東京:6試合
豊田合成トレフェルサ:7試合
東レアローズ:7試合
堺ブレイザーズ:8試合
サントリーサンバーズ:10試合
・女子
上尾メディックス:2試合
JTマーヴェラス:2試合
柏エンゼルクロス:2試合
トヨタ自動車ヴァルキューレ:2試合