人ひとりの、かけがえのない日々。
U-18コーチ胡桃澤さん!GKコーチ川原さん!ありがとう、ありがとう!!!!!
誰ひとり欠けても、この道は作れなかったよ。
またきっと、会いたい。
毎年、山雅やサッカーから離れることを決めた仲間たちがいる。
それでもまた、集まって喜びを共有できる場所をずっとずっと残しておきたい。
だって、そのひとりひとりが作ってきたんだ。少しずつ作ってきたんだ。
ここまで歩んできた道はぐねぐねで、でこぼこで、細くて、険しくて、日が当たらない泥んこまみれだったかもしれない。それでも、みんなが色んな想いでぎゅっと踏んで作ってきた道の土はとても優しくあたたかい。
だからこそ、これからその道を歩む仲間も思い切って転べる。先輩たちがたくさん転んで作ってきた道は、後輩たちの勇気になるはず。
昨年はフリーペーパーを作れないと思っていた。
そんなに試合を見にいけない自分が変にでしゃばるみたいで申し訳なかった、気後れしていた。とても。
でも、作らずにはいられなかった。今まで本当に頑張ってきた3年生たちの想いに触れ、日頃熱心に応援しているhossyさんの活動を見ていたら、とにかく今できることをしたいと思った!
そして、今は本当に本当に、作ってよかったと思っている。
選手紹介の写真とともに胡桃澤さんや川原さんの写真も掲載できたからだ。
(もちろん、配布した時に選手のご家族の方に喜んでもらえてすごくすごく嬉しかった!まずはそれ!)
今回は急に作ることを決めたので自分でレイアウトしたため、4つ折り前提のくせに実際折ると真ん中に配置された選手の写真が折れてしまうというダメダメなデザインだったけれど、
それのおかげで1マス余り、
写真提供者であるhossyさんに相談してみると
「監督やコーチ、スタッフの写真も入れたいね」と。
そしてこうなった。
ほぼ全試合に駆けつけたhossyさんが厳選した選手たちのかっこいい写真と、監督、コーチ、スタッフの方の写真(笑顔チョイス!)、そしてユースOBのコラム。表紙はアルウィンでたくさんの山雅サポーターに寄せ書きしてもらったフラッグ。
自分で言うのも変だけど、宝物になった。何度でも見返したい、愛情たっぷりの1枚になった。
「育成」という2文字には収まりきらない、人ひとりのかけがえのない日々がそこにはある。そしてご家族やOB、友人、彼女さん、寮の料理長さん・・・たくさんの人が熱く優しく彼らを見つめている。寄り添っている。
ほんの少しだけれど、それを見てこれたどの年も、なくてはならない大事なものだったと思える。
ありがとうを写真に込められたら。
— shindy_jdi (@shindy_jdi) 2015年12月31日
【松本山雅FC U-18】
2012年 Jユースカップ京都戦。
2013年 クラ選富山戦。
2014年 Jユースカップ京都戦。
2015年 Jユースカップ横浜FM戦。
歩んできた道そのものが勇気。 pic.twitter.com/Ws34RvFyiU
負けて、怪我して、試合に出れなくて。
悔しい想いをたくさんして、それでも彼らが、彼ら自身へのチャレンジを続けてくれたから今の山雅U-18がある。
そして、卒業しても気にしてくれたり、見にきてくれたり、応援に加わってくれたり。だから山雅U-18の周りは優しく温かくにぎやかだ。そんな場所をみんなで作り続けている。だから私も、応援に行くたびに好きだな、楽しいな、応援できて幸せだなと思う。
この土壌に改めて感謝しながら、
自分も何かできないか考えたり、
OBたちの大学でのファイトを追ってみたり、
とにかく相変わらず大好きな彼らを、
見ていきたいなと思います。