FRONT CHAPTER Vol.4@富山MAILO
最高すぎました!!!
ハコじゅう熱気で満たされていて、
濃厚な時間を一緒に作り上げた…というとおこがましいかもしれませんが。
気持ちのままこぶしをグッと上げたり、へったくそに踊ったりしながら、
今この一瞬はひとりひとりが作るものなんだなあと実感しました。
中野さん、煽りすぎ!笑 もっともっとーーー!
■とにかく熱かった富山MAILOというハコ
初めて行ったライブハウスだったのですが、外側のこう、うらぶれた感じがとてもナイスでした。5Fのマイロ以外はパブとかバーとか風俗っぽい。階段の薄暗い感じと、入り口がなんとも雰囲気あって好きでした。入場したとき、天井の低さからか狭く感じました。PA卓がステージ内にあるのと、転換の時にわちゃわちゃしてて笑、いつもとは違う空気が漂っていてどきどきしました。スモーク少し焚いただけで真っ白!笑 照明の暑さも感じました。ステージ上の熱さと客席の熱さが限りなく近いような。ぎゅっとひとつになれるハコだったなと思います。
初めて中野さん側で見たのですが、やややばかったです。なにがやばいって中野さん煽りすぎ!モニタースピーカーがあって端っこには行きづらいはずだったのに、2回も煽りにきてくれました!
そして最後はける時に私たちが「なーかーのーさーーーん」とかっすかすの声で呼んだところ、おっ!って感じで指差しをしながらきてくれたみたいです(隣にいた友人たちが見たそうですが、私はなぜか見逃しました…くうう!)。
そして、すごくうれしいことに、伸ばす手をしっかりとすくい上げるように取ってくれて今までにない強い力でムギューと握手をしてくれました。まるで「おう!また来たんか!おつかれさん!」みたいな笑。こんなにちゃんと顔を合わせて握手できただけでも幸せなのに、中野さんも充実の笑顔で。そんな顔が見られると、また行くぞ!って思っちゃいます。はい、フジロックもろもろ準備済み!
川島さんは、さすがに下手まではこれなかったみたいですが(というか中野さんが結構前の方で躍動してたので難しかったと思う笑)いちど楽屋へはける時にこっちまで来てくれて、にっこにっこでウオリャーっていうハイタッチをかましてくれました。今までになく強えええ笑!
上から下に手のひら振り下ろしてバチーン!まるで部活終わりみたいな。なんか、一緒にやりきった!って感じがしてうれしかったです。
■選曲に涙がとまらない
SHINE
ONLY BLOOD
BACK IN BLACK
A HUNDRED SUNS
BLIND BIRD
OVERCOME
EMBRACE
NINE
FOGBOUND
MOMENT I COUNT
Kick It Out(アンコール)
BACK ON MY FEET
MORNING AFTER
STAIN
STAY
SHINE、BRIND BIRD、OVERCOMEの3曲は川島さんが入院中で、気持ちがどうしても前に向いていかない中野さんが救いを求めて作っていた曲たち。2.5Dのインタビューで「(この曲たちを作っている時に)イカれちまったのかと思った」という言葉が心に残っています。川島さんが大変な時に曲なんて書いてる場合じゃないはずなのに、やっぱり音楽を作ることが希望だったのだそうです。
その3曲を生で聴くということ。BLIND BIRD→OVERCOMEの流れが、ずしんと心に残りました。川島さんの歌声を聴いていると、自然における生命力とは静かに強く美しいものだと再認識します。
そしていつか尽きる時が来るからこそ、手を伸ばし、足を上げて、あがいてもがいて、進んでゆけるのだと思いました。
コーラスをする中野さんを見ると胸がぎゅっとする。
中野さんの表情、自然と涙が出る。
生きがいだった大事なものを失ったり、失いかけたり、希望を見つけたり。どんな人生がいいかなんて忘れてしまった。そのくらい、いろんなことがたくさんあったんだよ。麻痺してなんだか辛くなってきたところで、10年ぶりにブンブンさんのライブへ行ったのは本当に幸せだった。
生きている間に、したいことはある。
心を震わせ、感動し、生きていて良かったと思えるような出来事にひとつでも多く出会えるように。それは自分、家族に与えたいし、それより広くは難しいしおこがましいかなと思うけれど。友達、仕事、何かしらで繋がる人に、きっかけっぽいものを渡せるエネルギーを出せたらいいな。
■旅の思い出をちょろっと
北陸新幹線と見せかけて、飛行機のツアーで行きました笑。
そのおかげで羽田空港でワインがんがん呑んで富山つくころにべろべろだった・・・。
富山きときと空港から富山駅までリムジンバスで20分ほど。すぐです。
駅前のエクセルホテル東急のホスピタリティがすごいのでパックで宿が選べるならぜひ!MAIROまで徒歩2分!半袖ダッシュおっけー!バルも併設されてて最高です。朝ごはんのバイキングでは富山名物が食べられるのが好感触です。
1日目はとにかく寿司!ということで、到着してすぐ駅近くの”とやマルシェ”内「すし玉」という回転寿司屋へ。
旬の厳選ネタが7貫のってる『かがやき7』(今回使ってないけど…)と地酒の『黒部峡』でスタート。のどぐろ、かわはぎ(肝がのってる)、ズワイガニ、ホタルイカ(軍艦巻き)、しろえび(軍艦巻き)、寒ぶり、甘えびでした。
個人的にはお寿司食べられない人(生魚苦手)なので、日常では食べないのですが
旅行へ行くとこれでもかと食べるマンです。
追加で初かつお、焼き穴子、ににに煮穴子(お店の人がなぜかDJ風にアナウンスしたw)。焼き穴子が大きくてふわっふわでジュワーで昇天しました…。地酒『立山』注文です。
ぜんぶで3600円くらいかな。安い。
ライブの時間までホテルで呑み直そうということで、あまり全国に出回ってない日本酒を2本ほど購入。しろえびのからあげ、こぶじめを購入。
ライブ後は『泡が呑みたい』という意見の一致によりホテル併設のワインバルへ。
一気にビールを流し込んだ瞬間が最高だった…。今日のライブについて語り合いながら杯を重ねていると、窓の外になにやら特徴のある人影…「こばさん!!!!」近くに川島さんやかんじくんもいて、これから打ち上げなんだなーと思いましたw
さらにホテルで2次会~。日本酒と地ビールで結局4時まで語り合ったよね・・・富山の夜は激アツでした。
次の日はうってかわって快晴!むしろ暑すぎる…。
ほたるいかミュージアムを目指します。
電車にゆられながら地ビールと甘金丹。迎え酒!
15分ほどで滑川(ぬめりかわ)駅。30秒崩壊w
そこから歩くこと10分。
日・本・海ーーーー!!!
風が気持ちいい。でも日差し強すぎ。
ほたるいかミュージアムへ。
到着するとちょうど発光ショーがはじまって、子どもたちにまざってワーキャー楽しむ。
さわれるコーナーあったけど、こわくて友人たちが果敢に挑んでいるのを眺めるのみでした。
足湯しながら日本海ながめーる。風が通り抜けて、気持ちよかった。
ライブでパンパンになった足が癒されました。
帰りに富山ブラックをがっつり。「薄めますか?ライスはいりませんか?」と店員さんに聞かれたけど、そのまま食べなきゃでしょと思って注文。しょっぱい!!!
しょっぱさの中からこしょうのピリ感がでてくると美味しい。太めに切られたネギが利いてる。しかし、しょっぱいものはしょっぱい。
次の旅は仙台。大事な場所。
楽しみにしていよう!