towelmuffler

写真とか、大事なこととか。忘れないようにするためのブログです。

はじめてのハイレゾ音源試聴!

あっ、あああたりました!!!!!!!!!!
ダメもとで応募したら10枠の1つに選んでもらえました。
BOOM BOOM SATELLITESニューアルバム「SHINE LIKE A BILLION SUNS」ハイレゾ音源試聴会!

もちろん大好きなアーティストの新譜を聴けるということでとびあがるほど嬉しかったし、気になっていたハイレゾ音源とはどんなふうに聴こえてくるものなのだろうとワクワクしました。

f:id:football4:20150104143130j:plain

ということらしいです。

そわそわしながらソニー本社へ。
f:id:football4:20150104143027j:plain
うわああああああ!ほんとだった!当たってた!(受付するまで信じられなかった)
f:id:football4:20150104143050j:plain
PASSをもらっていざ、建物内へ。
関係者や、記者の方もたくさんいました。その方たちもわくわくそわそわしながらイベントを待っているような表情で。改めてブンブンサテライツってみんなを驚かせるすげーバンドだなって思いました。
ミニシアターのような場所へ案内され、なんとイスの記事は本場オペラ座と同じだって。
まずはブンブンお2人のトーク。
ふたりともいつもの真っ黒なスタイルで、川島さんはニット帽に首がゆるめのトップス。もふっとした靴。中野さんは首まわり大きめのタートルネック。ロングブーツ。
インタビューは主に中野さんが答えていました。川島さんは少し下を見て、中野さんの言葉を噛み締めるように聴いていました。
インタビュアー「アルバムについて聞かせてください」
中野さん「聴いてください、としか(笑)」
ていうくだりが地味に好きです(笑)中野さんは言葉で伝えるのはうまいと思います。

 ソニアカでそう感じました。

でもやっぱり、音を聴いてその受け取り方はゆだねて「深いところに届けば嬉しい」と。「届く人には深く届くものになっている」と。

ハイレゾについては「高解像度なので、そのぶん伝えたい音や意思が多く詰まっている。できるならそちらを渡したい、聴いてほしい」「より立体的に感じるのではないか」と。

そして川島くんはすごいと、脳腫瘍を何度も乗り越えてきた稀有なひとなんだと。「今回のアルバムは川島くんを見せたい、聴かせたい」とソニアカで言っていたことを今回も。

隣でぐっと何か耐えている川島さんに中野さんが「一言いいなよ」と。「えっ、おれ?」みたいな幼い顔をしつつ、そこでやっとマイクを口に近づけて「よろしくおねがいします」といおうとしてマイクに音が入ってなくて笑っちゃうふたり。会場もニヤニヤ。さらにマイク置いていかなきゃなのに持って行ってはける川島さん。もどってマイク置いていきました(笑)ほんと川島さんの、空気をやわらかくするスキルはんぱない。

そしてついに試聴会スタート。一部感想を。ちょっとだけ。

1.SHINE
→このスタートのきらめき、美しさ。ぐっと引き込まれる。
2.ONLY BLOOD
→バスドラがかっこよすぎて。血がどくどくいってる感じの。
3.COMPLICATED
→このアルバムのなかで一番すきかもしれない。
4.A HUNDRED SUNS
→号泣。力強さ、美しさ、ひかり。2014年育っていった熱量が美しさをまとってリリースされた。
5.VANISHING
6.BACK IB BLACK
→イントロからかっこよかった!全体の中では珍しいダンスチューン。
7.THE MOST(インスト)
8.BLIND BIRD
→かわいい!
9.OVERCOME
→やさしい、美しい。泣きたい。
10.STAIN
→水溜りの波紋。アウトロが街の喧騒、寂しさ。
11.EMERGENCE(インスト)
→これこそハイレゾで聴くための曲のような。音の粒が立体的なのを感じました。
 聴き終わったあと、会場ではすすりなく音も聴こえた。わかるなー。2014年を彼らとかけぬけられて良かった。だからこんなにも心の奥にしっかり届いて。
特に特別なのが「A HUNDRED SUNS」だった。
生まれたてのA HUNDRED SUNSを3月の名古屋で聴いた。
名古屋では、完成度よりも早く届けたい気持ちがぐわっと伝わってきて嬉しかった。そして大阪では、力強さ・自信が加わってどーんと体と心に入って行く感じがしました。確かなものになって届いて行く感じ。そしてツアー最後の仙台でわあっと身体と心に沁み込んでいって、ほしいものをもらえた喜びで泣きました。

 ああ、その音楽がいま形になって届くのだと思ってまた胸がいっぱいになりました。

 

もういちどブンブンさん登場。

全員均一にハイレゾを堪能できなくてごめんねと。シアターの作りや、ハイレゾオーディオの向きとか色々調整難しかったようです。さすが専門家、そこからか!でも個人的には音がすごく立体的に、粒(遠かったり近かったり、小さかったり大きかったり)のように感じられて新しい体験をさせてもらいました。

後半のトークは川島さんメイン。「どのアーティストもそうだと思うけど、最後だと思って命をかけて作った」と。隣の中野さんは横を向いて手を口に当てていて泣いてるのかなと思いました。そして「セルフプロデュースだからこその魅力がある」と中野さんをチラッと見て言っていました。

 

終了後はアンケートを記入して解散。アルバムをフルで聴き、さらに2人の言葉でいまを語ってくれるという充実な時間を味わい、早く、もういちど聴きたい!と強く思いました。

ハイレゾのイヤホンもしくはヘッドフォンを購入予定。やっぱりソニーかしら。あの環境で聴いて、耳が贅沢になってしまった気がする(笑)