はじめてのハイレゾ音源試聴!
ということらしいです。
ソニアカでそう感じました。
でもやっぱり、音を聴いてその受け取り方はゆだねて「深いところに届けば嬉しい」と。「届く人には深く届くものになっている」と。
ハイレゾについては「高解像度なので、そのぶん伝えたい音や意思が多く詰まっている。できるならそちらを渡したい、聴いてほしい」「より立体的に感じるのではないか」と。
そして川島くんはすごいと、脳腫瘍を何度も乗り越えてきた稀有なひとなんだと。「今回のアルバムは川島くんを見せたい、聴かせたい」とソニアカで言っていたことを今回も。
隣でぐっと何か耐えている川島さんに中野さんが「一言いいなよ」と。「えっ、おれ?」みたいな幼い顔をしつつ、そこでやっとマイクを口に近づけて「よろしくおねがいします」といおうとしてマイクに音が入ってなくて笑っちゃうふたり。会場もニヤニヤ。さらにマイク置いていかなきゃなのに持って行ってはける川島さん。もどってマイク置いていきました(笑)ほんと川島さんの、空気をやわらかくするスキルはんぱない。
そしてついに試聴会スタート。一部感想を。ちょっとだけ。
1.SHINE→このスタートのきらめき、美しさ。ぐっと引き込まれる。2.ONLY BLOOD→バスドラがかっこよすぎて。血がどくどくいってる感じの。3.COMPLICATED→このアルバムのなかで一番すきかもしれない。4.A HUNDRED SUNS→号泣。力強さ、美しさ、ひかり。2014年育っていった熱量が美しさをまとってリリースされた。5.VANISHING6.BACK IB BLACK→イントロからかっこよかった!全体の中では珍しいダンスチューン。7.THE MOST(インスト)8.BLIND BIRD→かわいい!9.OVERCOME→やさしい、美しい。泣きたい。10.STAIN→水溜りの波紋。アウトロが街の喧騒、寂しさ。11.EMERGENCE(インスト)→これこそハイレゾで聴くための曲のような。音の粒が立体的なのを感じました。
ああ、その音楽がいま形になって届くのだと思ってまた胸がいっぱいになりました。
もういちどブンブンさん登場。
全員均一にハイレゾを堪能できなくてごめんねと。シアターの作りや、ハイレゾオーディオの向きとか色々調整難しかったようです。さすが専門家、そこからか!でも個人的には音がすごく立体的に、粒(遠かったり近かったり、小さかったり大きかったり)のように感じられて新しい体験をさせてもらいました。
後半のトークは川島さんメイン。「どのアーティストもそうだと思うけど、最後だと思って命をかけて作った」と。隣の中野さんは横を向いて手を口に当てていて泣いてるのかなと思いました。そして「セルフプロデュースだからこその魅力がある」と中野さんをチラッと見て言っていました。
終了後はアンケートを記入して解散。アルバムをフルで聴き、さらに2人の言葉でいまを語ってくれるという充実な時間を味わい、早く、もういちど聴きたい!と強く思いました。
ハイレゾのイヤホンもしくはヘッドフォンを購入予定。やっぱりソニーかしら。あの環境で聴いて、耳が贅沢になってしまった気がする(笑)