【2014 Jユースカップ】vsアルビレックス新潟U-18@アルビレッジ
思えば、今の3年生が1年生の時のJユースカップに感動して、こうやって継続して観戦するようになっていました。あんなにも全力で立ち向かって、敵わなくて、目の前で号泣されたら応援したくなってしまう!と奮い立って今にいたります。
とはいえ応援という応援もできないまま、こうやってブログを書いたりtwitterに試合の感想をぽちぽちと打つくらいしかしませんでしたが、それでも一緒に3年間駆け抜けたような気持ちになっていました!本当に楽しかった!幸せだった!
彼らを見ていると、色んなことに対してもう少しがんばろうと思えました。いい大人なんですけど笑、彼らには気づかされることがたくさんありました。新しい感動もたくさん味わわせてくれました。
サッカー経験もないし子どももいるわけではないし、どのように応援したらいいのかまるでわからなくて笑、最後まで彼らに何か力になるような声かけをすることはできませんでした。それでも試合を見に行ったときに元気に挨拶をしてくれたり、「がんばれ!」と勇気を出して言った時にぺこりとお辞儀をしてくれたことがとても嬉しかった。そう、つまりファンだね!笑
選手のご家族や、監督、コーチ陣のみなさまの優しさもあり、「邪魔かもしれない、迷惑かもしれない」という不安を少し和らげながら、こんなに夢中で彼らを追いかけることができました。ありがとうございました。
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というわけで当日の写真です。
なんと不思議な巡り合わせなのだろうと思いました。
春に日本クラブユースサッカー選手権でぶつかったアルビレックス新潟とのリベンジマッチ、しかも場所は同じアルビレッジ、そして予選最終戦とは。
↓ 5月に行われた日本クラブユースサッカー選手権の記事です。
後半、特に最後の15分は走り負けてしまったあの日。あの日があったからこそ、こんなにもタフなチームになれたんじゃないかなと思う。1戦目の京都戦、先に交代や足をつったのは相手だった。YSCC戦もそう。確かな手応えを感じた。そして決勝トーナメント進出をかけた勝負へ望みを繋げた。
アップ前にご家族、サポーターに挨拶にきてくれた。
スタメン表。1年の河地が初選抜!(わかりにくいですが紙に書きました笑)
恒例の全員で円陣。
ユースっ子応援団!新潟側が隣のピッチでやってた高校サッカーの応援団を引き連れてきたのでこちらもまけじと!笑
3-0で後半戦へ。
また新しい壁が見えたかなと思います。成長するからこそ、勝ちたいと思うからこそ、新たにあらわれる壁。だから不甲斐ないなんて思わないで。こういう経験こそ、前に進んでいる証。得難い大事なものなのだ。
今回も足をつっていたのは相手の方だった。できなかったことが少しずつできるようになっている。岸野さんいわく「だったらこっちもつるくらいやらないと笑!」。なるほど笑。そしてさみしそうな、優しい顔で「あいつら本当に頑張ったんですよ」ともらした時には涙が出そうでもう。わかってます、伝わってますと言葉にするのがやっとでした。
シュートを決めきれなかったザブの泣き顔は、春のクラ選で同じように決め切れなかったたけしの悔しそうな顔を思い出させました。ホイッスルとともに崩れ落 ちた山寺、プレーは冷静であるのに対して心はとても熱い。彼ら2年生の、このチームで勝ちたかったという想いも伝わってきました。
夢のバトンを今年も託してもらった。今まで道を作ってきた選手たちへの感謝をずっとずっと忘れない、これからの道を作る選手たちへのエールに気持ちをこめる。たくさんの思いで作る道こそが、喜びそのもの。ゴールや勝つことだけでは得られないものだ。
悔し涙は土を丈夫にし、自分を許せなくて蹴り上げた土は誰かが転んだ時に柔らかいクッションになる。そうやって作られてきた道。仲間を大切にし、思い切って壁にチャレンジすることを続けてきた彼らだからできたこと。世界に一つしかない道を、少しずつ作っていける今も未来もあるならとても幸せだ。
最後に。卒業する3年生のこれからの道のりが幸せでありますように。お疲れさまでした。本当に本当にありがとう!
熱くて仲間想いで、人として尊敬しています。
ひとつ心残りがあるとしたら、こんなにファンなのにサインをまだもらいに行けてないことかな!笑
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■結果
松本山雅FC U-18 0-7 アルビレックス新潟 U-18
ユースアカデミー - インフォメーション|松本山雅FC - 【U-18】2014Jユースカップ 第22回Jリーグユース選手権大会結果のお知らせ