救命講習
救命講習について。
これもずっと書こうとしていたのになかなか書けなかった…。
なんでこの話かというと。
先日のアウェイ大分戦で、ハーフタイム・試合後にダウンしている方がちらほらいたのでドキッとした。
アイスノン(叩くと一気に冷えるやつ)と凍らせた飲み物を多めに持っていたのでサポートすることができてよかった。
次回のアウェイも常に持参することにしようと思いました。
自分自身を守ることは大前提として、スタジアムに居るみんなを守るために。
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自分の記録をつらつらと。
昨年の10月に東京で初めての救命講習を受けました。
そして今年の5月に念願の松本で講習を受けることができました。
松田直樹の件で、その場に居合わせた看護師さんが心肺蘇生をしてくれていたというニュースを聞いたのがきっかけになりました。
その方の必死の処置のおかげで、奴は仲間たちと最後の挨拶ができたのだろうし、
自分自身は、希望を持って祈るという尊い時間が持てたと思っています。
その感謝から、救命講習を受けようと思いました。
色々と調べているといくつか講習内容があり、東京でなるはやで予約が取れるのは「上級救命講習」だけで
普通救命講習は半年先まで取れない状況でした。
友人がすでに講習を受けていたので相談したら、上級は子どもの救命も教えてくれるからそっちがいいよと勧めてくれたので予約。
それでも8月に予約して、受講できたのは10月10日でした。
上級救命講習は8時間。普通救命講習の3時間と比較するとかなり長い。
【上級救命講習】
普通救命(自動体外式除細動器業務従事者)講習の内容に加えて、小児・乳児の心肺蘇生、傷病者管理、外傷の応急手当、搬送法など学ぶコース
参照:http://www.tfd.metro.tokyo.jp/lfe/kyuu-adv/life01-1.htm
立川の防災館へ。
自分のグループの講師のおじいちゃんが結構厳しかったのがよかった。
「恥ずかしいとか思わないで、大きな声で!」
胸骨圧迫と人口呼吸のセットをひたすら練習。みんな3セットのところを5セットやった。腕パンパン!
最後にアドリブも交えながらの実地テストと、ペーパーテストで修了。
だいぶ度胸と自信がついた。
そして今年5月、念願の松本での講習。こんなにすぐに実現できたのもバモスのおかげです。
復習ができたこと、そして実際アルウィンだったら・・・と真剣に話し合うこともできて充実した。
それが今回の肝だと思っていたので。色んな質問に答えてくれた消防士の方にも感謝。
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これから夏本番。
ホームにしろ、アウェイにしろ、体力的にきつくなる。
緊張感をもって、充分な準備と、知識と早い判断と、勇気。
正直、初めて講習を受けるとき、AEDを扱うとき、体が震えて涙が溢れそうになった。苦しかった。
でも、自分の選んだ道はこれ。目を逸らさない、前へ前へ。
悲しみは、減らせる。
決意を新たにしました。