towelmuffler

写真とか、大事なこととか。忘れないようにするためのブログです。

力尽きて、朝が来る

岩手から帰ってきて、力尽きるように眠った。

お腹の力をやっと抜いて、力を込めてやれることが終わったんだなあとほっとした。

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いままで、なんど精神がぐちゃっとひしゃげたかなんてもう思い出さなくていい。

今朝はなんでもない朝だったが、優しい朝だったようにも思う。

好きなものを心につめなおして、見れるものを見て感じて、好きな写真を撮り、想いを言葉にしながら、「自分のうつ」とやさしく付き合い、生きている間だけ生きるぞ。

 

『自分には幸福も不幸もありません。
ただ、一切は過ぎて行きます。』

 

太宰治人間失格

 

まじめに努力して行くだけだ。
これからは、単純に、
正直に行動しよう。
知らない事は、知らないと言おう。
出来ないことは、
出来ないと正直に言おう。
思わせ振りを捨てたならば、
人生は、意外にもへいたんなことらしい

 

太宰治『正義と微笑』

 

 やっぱり、そのときに残す言葉たちは自分にとって大事なものになっている。

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「最後の願い」をかなえたら

母の病気と、その後の彼女と家族の頑張りがあって今がある。

何度でも、すがすがしく、良かったと思える日々。

自分が尽くせる領域だと、自分自身が行動できるからよかったのだと思った。祈ったり願ったりをすることは変わらないが、行動して経過を当事者として受け入れるということは、ありがたかった。ずっとくたくたで、ふと泣きたくなることがたくさんあったけど、やっぱり良かった。

尽くしたからと言って、母は元には戻ることはなく、むしろ別の病気を重ねていっているけれど。当事のように絶望に打ちひしがれている様子はなくなった。

昨年自分がうつになり、それを心配した母は皮膚がんになったことを隠していた。手術を終えてからそんな報告があった時はびっくりした。

そんな母が言った。

「最後のお願い。一緒に岩手に行こう」

母のお母さん(おばあちゃん)のお墓参りと、妹さんの子ども(従兄弟)の結婚式。それに自分を連れて行きたいのだと言う。

昨年の4月、おばあちゃんのお葬式のときも「お願い」と言われて、なぜか『これは行かねば』と思った。

そして今回もそう思った。

母が「お願い」を口に出して言えるうちは、自分がまだ外に出られるうちに、可能な限りかなえてあげたい。

自分がうつになってからは余計に、タイムリミットが近いのだと感じる。

 

 

母の「最期の願い」をかなえたら。

力尽きるのかもしれない。

それくらい、その日にむかってお腹に力を入れている。

自分の人生はもうとっくのとうにいらないのだが、やれることはまだあるから。

MY OLYMPIC(越川優選手出演分)書き起こし【後編】

毎朝会社に行く前に一生懸命聴いていた、

ラジオ『MY OLYMPIC』の越川優選手出演分(2017年1月30日~2月3日、2月6日~10日)を書き起こしてみました。

 

こちらが前編です。

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今回は、もう1週間分です。

高校時代にシニア代表に選出された話から2020年東京五輪への想いまで。

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MY OLYMPIC(越川優選手出演分)書き起こし【前編】

毎朝会社に行く前に一生懸命聴いていた、

ラジオ『MY OLYMPIC』の越川優選手出演分(2017年1月30日~2月3日、2月6日~10日)を書き起こしてみました。

 

iPhoneで流してiPadで録音するという原始的な方法をとったので、途中でiPadの容量がオーバーして録音できないこともあり完全ではありません(かなしい)。

また、本人の口調をそのまま書き起こしたかったのですが、聞きそびれている部分もあるかもです。ご了承ください。

 

まずは最初の1週間分です。

バレーボールとの馴れ初めから、高校時代まで。

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「自分のうつ」との記録(5)

タイトルの通り、

人によってはあまり気持ちのいい内容ではありません。

なのでワンクッション!

 

自分は色んな方の体験記を読んでヒントをもらっています。それらが全てなのではなくて、自分なりに少しずつ欠片をもらいながら、考えることをしています。ヒントはたくさん落ちていればいるほどいいかなと思ったので、こうやって書いて残しておこうと思いました。

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【2016/17 Vリーグオールスターゲーム】こんなにも楽しかったのは、選手たちの普段の頑張りがあるからこそ。

昨シーズンのファイナルを見て、もっと生で観戦したいなと思い、倍(!)は駆けつけてしまった今シーズン。どのチームも一番を目指す、だからこそみんな揃って一番ほしいものを得ることはできない。そういうことを改めて知り、体感する日々でした。

だからこそ、この異次元みたいな空間で、気がついたらずっと笑っていて。

ああ、すてきなおまけだ。心がやわらかくなる、とっても贅沢なおまけ!

Vリーグ、そして選手の皆さまのおかげで楽しい時間を過ごせました。

こんなにも楽しかったのは、普段の試合に真剣に向き合っているのを見せてくれているからこそ。

本当にありがとうございます!

ずっとこの時間の中には居られないけれど、バレーボールがより楽しくなる過程のひとつとして、頻繁でもなくていいから続いてほしいなあと思いました。

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お出迎えふっかちゃん&ブイリー。

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もっふもっふ動く。手の穴にネギが入る。

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電光掲示板の1つがファミコン感あふれるドット画面。

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これが通常のやつ。

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その他、たんぶらーさんでちょこちょこ写真をアップしてます。 

vオールスター | Tumblr

 

個人的にツボったできごと。思い出したらふやします、自分のために。

チャレンジリーグ編】

・始球式トンネル(通らへんのかーい!)からの・・・

・ブイリーの頭がとれた(!)

・ハイ!ハイ!ハイハイハーイ!(得点したときみんなでやるやつ)

・瀧澤(タッキー)選手(つくば)の「んーーーーーーーーー、ハッ!」(ミスったときに目をつぶってためつつ開眼。たぶん切り替えている)←これ真似したい

・瀧澤選手がスパイク打つまえに「ぬぅおおおおお!」って叫ぶ。なぜか決まる確立高い。

・警視庁石川選手(リベロ)のレシーブや二段トス、細川選手(大分三好)のクロススパイク、ほんとにすてき。終始プレーで魅せるふたり。

トヨタ自動車サンホークス松下選手の「1点取りまーーーす!」からのサーブ(かわいい&さわやかだけどボールの速さえぐい)

・栗木選手(VC長野)の1人時間差良き

・チームブイリー「いっけーいけいけいけいけ細川!」(高校サッカー的な)

・小林選手(VC長野)の「1点取るぞー」は拾ってもらえず、足の間にボールはさんで両手で声を張り上げるという(松下選手との待遇の差笑)

・中川選手(富士通)「もってこーーーーい!」→アレキサンダー選手(VC長野)がスパイク→いじける→アレキサンダー選手がトスでまわす→やっとキター!ってなったらブロックされる

・主審に「顔が悪い」で注意を受ける中川さん笑(その前のインタビューで、注目はアレクと僕の顔です!と言っていたので余計笑ってしまった)

東京ヴェルディ飯塚選手が一番年上(35さい)だけど、ふっかちゃんチーム内で一番体張っていたよ(モッパー、ぞうきんがけ等)

兵庫デルフィーノ白川選手へのベンチからのヤジ「アゴしまえ」

・辻口選手(大分三好リベロ)のスパイク。客席からのサーブ(アテンド:イケメン3人組)。辻口選手はスパイクでも魅せる。

・全員でコートに入る。小川監督がスパイク決める笑

 

 【プレミアリーグ編】

・公式練習中に渡辺選手(東レリベロ)がスパイク打ったーーーー!傳田選手(豊田合成)レシーブ、藤井選手(東レ)トスから。

・ツーで高松選手(豊田合成)を挑発する山本選手(サントリー)がもみあいしてチュー(つまりダチョウ倶楽部)×2回

・試合中いきなりイゴール選手(豊田合成)からからジルソン監督(サントリーふっかちゃんチームコーチ)に交代してスパイクするも越川選手(JT)にブロックされる→勢いで相手コートに行ってしまい越川選手にぎゅー(とてもかわいかった)。元同僚ということもあってふたりも笑顔。

・越川選手サーブで、石島選手(堺)が「越川ーーー!こっち打ってこーーーい」。思わず笑っちゃう越川選手。

・出耒田選手(堺・MB)のオポジットに震える。決めすぎ。

・出耒田選手と傳田選手のダブルクイック

・傳田選手がサーブミス&クイック合わずで会場から「えー!」(普段の試合ではない風景笑)

・傳田選手の足にサポーターがなくてとっても健康的な感じに(小学生の半ズボン的な)

・途中出場して活躍しまくる浅野選手(ジェイテクト)。賞ももらう。「おいしいとこもっていく」(ジェイテクト増成監督談)。あと、応援のゴージェイテクトー!の手フリをしててキュートでした。

 ・李選手(東レ)がいつのまにか白まつりに。(高松選手の白ユニを着て登場。そでのまくり方も伝授笑)

・清水選手(パナソニック)と柳田選手(サントリー)の悪企みで場外へ、からのユニ交換して出てきた(!)柳田選手は清水選手のルーティンの真似をしつつ笑、左手で打つもアウト。

・主審の判定に不服→石島選手や越川選手が主審に詰め寄る(恒例)→右足ドン→みんなで浮く(つまりダチョウ倶楽部)。3回目はお客さんも一緒に。

 

写真付きでつぶやいたものを(越川選手がもりもり)。

 

<素敵(?)写真&つぶやき> 

「いのちの車窓から」を読んでいると、「つぐみ」がipodから流れてきた

毎日「旅をする木」をカバンにしのばせていた。

心がぐにゃりとなる時は好きな一文を読むと落ち着く。

 

そんなマイ本棚(心のくすり箱)に仲間入りしてくれた「いのちの車窓から」(著:星野源)のこと。

いのちの車窓から

いのちの車窓から

 

買おうと思ったきっかけはこの記事。

news.yahoo.co.jp

 

ちょうど前日にこんな記事を書いていたから。 

towelmuffler.hatenablog.com

自分はちょっとぼやかして書いてしまったけど、そうそう、つまり「好きです」「すばらしいです」と伝える、表現することが好きで。

表現の前の、土台である「思い方」「感じ方」をまず自分なりに育てていきたい。

さらに表現(言葉だったり絵だったり写真だったり)がそれを愛おしいものにしてくれたら最高だなと思う。だから表現も磨きたい。

根っこも、手段も、すこしずつ育てていく。

 

 

「つぐみ」(スピッツ

「愛してる」 それだけじゃ 足りないけど 言わなくちゃ